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2011年7月12日火曜日

Movie News & Tidbits : ジョン・カーペンター監督の傑作SFホラー映画の前日譚を描いた最新作「ザ・シング」がポスターを初公開、映画史上のスゴイ銀行強盗を集めたコンピレーション・ビデオ、韓国の同名復讐映画の傑作をリメイクする「オールドボーイ」の監督に、スパイク・リーが正式に決定、and more …!!


名匠ハワード・ホークス監督の古典SFホラー映画「遊星よりの物体X」(1951年)ではなく、それをリメイクした、ジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」(1982年)の前日譚を描いたプリクエール映画の最新作「ザ・シング」を配給するユニバーサル映画がポスターを初公開しました…!!、本来であれば、今春4月に全米公開されるはずだった本作については、昨2010年秋のニューヨーク・コミック・コンで披露されたバナー・ポスターを紹介済みですが、それは文字のロゴだけのデザインだったので、本当の映画ポスターは、これが初公開の第1弾となります!!、CMディレクターのマティス・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr が映画監督デビューを飾る「ザ・シング」は、ジョン・カーペンター監督の映画の冒頭で、全滅していたノルウェーの観測基地での出来事を遡って描くものと伝えられており、トム・ハーディと兄弟対決を闘う総合格闘技映画「ウォリアー」が9月9日から全米公開のジョエル・エドガートンをはじめ、「スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド」(2010年)のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、「LOST」の神父ミスター・エコーことアドウェール・アキノエ・アグバエ、そして、まっとうなCIAリーダーの方は観ているかもしれないケッ作「ビール・フェスタ 無修正版/世界対抗・一気飲み選手権」(2006年)のエリック・クリスチャン・オルセンといった人たちが、他の生命に寄生して、宿主と同化しながら変形する恐ろしいエイリアンの物体 X の正体を暴くことになるのですが…、

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ポスターに描かれた人物の異様に長い右手の指に注目すると、どうやら、誰からはすでに物体 X に体を乗っ取られてしまったようですね…!!、マティス・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr 監督が、どういったエイリアンのクリーチャーを登場させてくれるのか?!、大変に楽しみな「ザ・シング」は今秋10月14日から全米公開!!、なお、察しのいい読者の方は、さてはユニバーサル映画は来週末の7月21日(木)から24日(日)にかけて開催されるサンディエゴ・コミック・コンで予告編をリリースするつもりの告知のリマインダーとして、ポスターを初公開したのでは…?!と想像されたかと思うのですが、実は一部の読者の方にはもう、昨秋に予告編をご覧いただいていますね。なので、恐らく近日にリリースされると見込まれる予告編は、それとは若干違う編集になると思われます。楽しみにしておきましょう…!!

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映画史上のスゴイ銀行強盗をマッシュアップで同時進行させたコンピレーション・ビデオ!!


Screen Junkies のポール・フィオーレが編集したビデオです!!、動画で観られる他にも、映画の世界にはスゴイ銀行強盗たちがいたと思いますが…、どのカットが何の映画だか?!、全部おわかりになったでしょうか?!




リメイク版オールドボーイの監督にスパイク・リーが正式に決定!!

脚本を執筆したマーク・プロトセヴィッチがプロデューサーのひとりに加わる…という以外には、特に新しい情報もないので、後回しにしていたのですが…、先週の水曜日(7月6日)に、カナダのカルト映画サイト Twitch のトッド・ブラウンが発した、まさに単独スクープの記事にもとづき、お伝えした、韓国の復讐映画のマエストロ、パク・チャヌク監督の傑作「オールドボーイ」(2003年)をリメイクする新監督に、「マルコムX」(1992年)や、「インサイド・マン」(2006年)のスパイク・リー監督が決定…!!というニュースは、すべて誤りのない事実であったことを認める主旨のプレスリリースを、製作のマンデイト・ピクチャーズが発行しました。先の記事でも記したように、土屋ガロン&嶺岸信明の漫画を原作とする「オールドボーイ」のハリウッド版リメイク映画を製作する企画は、ウィル・スミスが主演し、スピルバーグ監督がメガホンをとるのを前提に進められましたが、リメイクの映画化権の取得の経緯にトラブルがあり、原作の権利を有する双葉社との間で訴訟に発展する可能性などが懸念されたことから、さわらぬ神に祟りなしでスピルバーグ監督が降板し、製作中止となっていたものです…。マンデイト・ピクチャーズのカンタンなプレスリリースでは、あくまでも韓国映画のリメイクとのみ紹介され、双葉社が製作陣に加わっていないことから、著作権問題については依然として不透明であるのに加え、ウィル・スミスが主演するのか?!といった疑問にもふれられていません…。
スパイク・リー監督は、出世作の「ドゥ・ザ・ライト・シング」(1989年)で、自らが演じた主人公ムーキーを再び登場させる最新作「レッド・フック・サマー」を、以下のプレスリリースが発行された現地7月11日(月)の同日にクランクインしたばかりですから、「オールドボーイ」のリメイクに実際に着手するにしても、同映画の完成後となるでしょうから、この話題に新たな進展が見られるのは、少し先のことになりそうなので、その間に様々な問題をマンデイト・ピクチャーズは解決するつもりなのかもしれません。ただし、スパイク・リー監督が自分で tweet するまで、同映画の関係者以外は誰も知らなかった最新作の「レッド・フック・サマー」は、そうした水面下にあった事情から推して、プライベート・プロジェクトに近いような、かなり低予算の小品だと思われるので、完成は意外に早いと見込まれます。
ひとまず公式のものとなったスパイク・リー監督のリメイク版「オールドボーイ」が今後どのように発展するのか?!、進展を見守りましょう…!!


SPIKE LEE TO DIRECT OLDBOY FOR MANDATE PICTURES and vertigo / 40 ACRES & A MULE Mark Protosevich ADAPTED SCREENPLAY

Los Angeles (July 11, 2011) – Mandate Pictures announced today that Spike Lee (Inside Man) will direct OLDBOY, a remake of the highly-acclaimed South Korean film. Mark Protosevich has adapted the screenplay and will co-produce. Roy Lee and Doug Davison (The Departed, The Grudge) will produce. The film is a Vertigo Entertainment/40 Acres & A Mule Production. Mandate President Nathan Kahane will executive produce.

“It’s a great honor to put this special project into the hands of such a gifted writer and iconic director,” said Kahane.

OLDBOY tells the story of a man who is kidnapped and imprisoned on his daughter’s birthday. For fifteen years, he is held captive, and, upon his release, must begin his journey to find the reason for his imprisonment. He soon finds out that his kidnapper has plans for him more tortuous than his solitary confinement. The original film, released in 2003, directed by Chan-wook Park won the Grand Prize Jury Award at the 2004 Cannes Film Festival.

Spike Lee and Mark Protosevich are represented by CAA. Dan Freedman, SVP of business affairs, negotiated the deals for Mandate.

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