************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


今週の火曜日(10月5日)に初公開の写真をご覧いただいた、ユニバーサル映画の最新作「遊星からの物体/ザ・シング」が、開催中のニューヨーク・コミック・コンで披露したバナー(↑)を、SFマニアのサイト io9 のメレディス・ワーナーが撮影し、オンラインしてくれたのですが…、



ご覧のように、タイトルは「THE THING」のままで…、このようにユニバーサル映画が同タイトルで宣伝をし始めた…ということは、とりもなおさず、それがプリクエールの最新作の正式な題名だ…ということです。

それがどうして、ここで話題になるのか?!というのは、過去の本作の記事でも、すでに、ややこしいなぁ…と感じていたCIAリーダーの方は多いと思いますが、最新作の「THE THING」というタイトルは、ジョン・カーペンター監督のリメイク映画「遊星からの物体X(The Thing)」(1982年)とソックリそのまま同じで、つまりはオリジナル映画と、リメイクに近いプリクエールの映画とを、題名だけで、それぞれを区別することができません。
よって、それらの映画について、例えば、比較を語る時など、ジョン・カーペンター監督の方の…とか、イチイチ、頭に断りをつけなければならないので、とても面倒くさく、ややこしい誤解の事態を招いてしまうわけですね。

で、先ほど、話の流れで、ジョン・カーペンター監督のオリジナル映画…と書きましたが、過去の記事でも紹介しているように、「遊星からの物体X(The Thing)」にはもちろん、さらにオリジナル映画のハワード・ホークス監督の「遊星よりの物体X(The Thing from Another World)」(1951年)があるわけで…、その真のオリジナル映画と、ジョン・カーペンター監督のリメイク映画とでは、英語のオリジナル・タイトルは、「The Thing」と「The Thing from Another World」と異なり、容易に区別がつきますが、邦題は“から”と“より”の違いだけで、やはり、間違いやすくなってしまっています…。


「遊星よりの物体X(The Thing from Another World)」をリメイクした「遊星からの物体X(The Thing)」のプリクエール映画としては、当然、それらの前作を踏まえた題名にしなければならないのはわかりますが、ユニバーサル映画はもう少し何か題名にアイディアの工夫を持たせることはできなかったんでしょうか…?!
とは言え、まぁ、邦題がうまく付けられれば、それに越したことはないのですが…、「遊星からの物体X・ビギニング」、「遊星からの物体X・ビギンズ」、「遊星からの物体X・ZERO」とかだったら、興ざめですね…!!(笑)


…と、以上のようなわけで、その紛らわしい題名のプリクエール映画を、CIAではひとまず、「遊星からの物体/ザ・シング」と表記しています。
CIAリーダーのみなさんは、最新作のプリクエール映画に、どのような邦題をつければいいと思われるでしょう?!、配給会社は、そういう題名公募のコンテストでもすればいいですね…!!

≪関連記事≫
SFホラー映画の古典をリメイクしたジョン・カーペンター監督の代表作のプリクエールとなる同名の最新作「遊星からの物体/ザ・シング」が写真を初公開!!(10.10.5)
名匠ハワード・ホークス監督のSFホラーの古典「遊星よりの物体X」を、ジョン・カーペンター監督がリメイクした「遊星からの物体X」の前日譚を描く、新たな「遊星からの物体X」の撮影が今春3月からスタート!!(10.1.5)
27年ぶり復活の「遊星からの物体X」退治にバトルスター・ギャラクティカが発進!!、南極基地の惨事の前日を描く新作のスタッフが決定!!(09.1.29)
SFホラーの古典「遊星からの物体X」のリメイクはプリクエールだ!!、ノルウェー隊全滅の恐怖とエイリアンの正体が暴かれる!!(08.9.14)





【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA