先々月5月半ばに初公開された第1弾の予告編とポスターでは削除?!されていた副題の “ユニコーン号の秘密” が、新しい予告編では復活しています!!、いったい、この映画の題名は、短くコンパクトな「タンタンの冒険」が正しいのか?!、それとも副題をつけた「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」と紹介すべきなのか?!、どっちが本当の題名なんでしょう…?!
スティーヴン・スピルバーグ監督と、ピーター・ジャクソン監督が夢のユニットを組んだ最新作「タンタンの冒険」を、ソニー・ピクチャーズと共同製作し、米英で配給するパラマウント映画がイギリスで新しい第2弾の予告編をリリースしたので、ご覧ください…!!、ベルギーの漫画家エルジェの同名ロングセラー・コミックを映画化した本作は、主人公のタンタンに抜擢されたジェイミー・ベルや、その少年新聞記者と冒険をともにするアーチボルド・ハドック船長に扮したアンディ・サーキスといった生身の俳優の演技をモーション・キャプチャし、CGアニメに置き換えた娯楽作です!!
前述の第1弾の短い予告編では、あまりキャラクターの動きが観られず、実際どういった映画なのか?!といった、本編の中身を窺い知ることはできなかったのですが、上 ↑ のUK発の新しい予告編では、ユニコーン号の船の模型に秘められた謎の手がかりから事件に巻き込まれていく主人公タンタンのアクション・シーンが多彩に披露され、それらにユーモアもまじえられた描き方の様子からは、スピルバーグ監督の代表作「インディ・ジョーンズ」シリーズのあたかも少年版…と言えば、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989年)のリバー・フェニックスや、テレビシリーズ「ヤング・インディアナ・ジョーンズ・クロニクルズ」のショーン・パトリック・フラナリーなわけですが…、とでもいった雰囲気が感じられることで、スピルバーグ映画の大ファンという人は、あらためて、この「タンタンの冒険」に期待が持てたかもしれません。
しかし、先週の七夕(7月7日)に、本作の新しい写真を紹介した時にも記したように、モーキャップのアニメ映画は、ジョニー・デップが主演し、今春の全米公開で大ヒットになった「ランゴ」のような成功作もあるものの、他の作品はおおむね不評で…、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのロバート・ゼメキス監督が、この技術の虜になった結果、興行的に失敗をくり返し、失脚してしまった…という残念な痛い前例があるほか、そもそも最初に本作の企画を検討したユニバーサル映画が、そういった過去のデータに基づいた試算から、「タンタンの冒険」は採算がとれない…といった赤字確定の判断を下し、出資をとりやめ、キャンセルした…といった経緯もありました。
そうした一切合財の事情を含めると、予告編では、それなりにおもしろそうに観えている「タンタンの冒険」でも、実際のところ、観客の映画ファンのみなさんが本当に魅力を感じてくれているのか…?!は未知数な気がしないでもありません…。なので、ついては、映画の感触がようやく、つかめたとも言える、この「タンタンの冒険」の新しい第2弾の予告編を観て、CIAリーダーのみなさんはどのように思われたのか?!、フォーラムにトピックを立ち上げたので、率直な感想や期待の意見を記していただければ…と願います。
原作のコミックにもとづき、これまで17世紀の海賊のように言われてきた、007/ダニエル・クレイグの悪役レッド・ラッカムは、そうではなくて、予告編の中で、タンタンを檻に閉じ込めてしまう人物がそうであるらしいことがわかった本作の脚本を執筆したのは、「ホット・ファズ」(2007年)などで人気のエドガー・ライト監督と、同映画に出演した芸人のジョー・コーニッシュ、そして、テレビシリーズ「ドクター・フー」のライター、スティーヴン・モファットです。スピルバーグ監督とピーター・ジャクソン監督の共作のみならず、「タンタンの冒険」はエドガー・ライト監督の映画でもあることから、双子の刑事デュポン&デュボン、もしくはトンプソン・ツインズを演じているのは、サイモン・ペグとニック・フロストのお笑いコンビです!!
スピルバーグ監督がモーキャップ・アニメ映画のジンクスを破り、大ヒットをモノにするのか?!、注目の「タンタンの冒険」は、イギリスでは今秋10月26日から公開!!、全米では12月23日からクリスマス・ロードショーです!!
Paramount Pictures and Columbia Pictures Present “The Adventures of Tintin” directed by Steven Spielberg from a screenplay by Steven Moffat and Edgar Wright & Joe Cornish. Starring Jamie Bell (“Billy Elliot,” “Defiance”) as Tintin, the intrepid young reporter whose relentless pursuit of a good story thrusts him into a world of high adventure, and Daniel Craig (“Quantum of Solace,” “Defiance”) as the nefarious Red Rackham.
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