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スティーヴン・スピルバーグ監督とピーター・ジャクソン監督が共同で演出を手がけた、3DモーキャップのCGアニメ映画シリーズの第1弾「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」が、ポスターを初公開しました!!、一見すると、それなりのデザインに思うポスターですが、よく見ると、このポスターは少し変わっています…!!






ソニー・ピクチャーズとパラマウント映画が共同で出資した「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」のポスターを、イギリスの映画メディア エンパイアが世界独占初公開で披露してくれました…!!
スピルバーグ監督が出演者の俳優の演技を指導し、主に監督をつとめて撮影した映像のデータを、ピーター・ジャクソン監督の主な指揮で、CGアニメに置きかえの作業が進められたので、本当は共同監督作品と理解したほうがいいらしい本作は、ベルギーの漫画家エルジェが1920年代末に発表し、それ以来、現在まで世界各国で愛読されている有名なコミック「タンタン」シリーズの映画化です。主人公の少年新聞記者タンタンのキャラクターは、日本でもグッズとなり、息の長い人気を得ているぐらいですから、すでに誰もがよく知るタンタンと相棒の愛犬スノーウィを、上 ↑ のポスターでは、、わざわざシルエットにしなくてもいいような感じですが、その人気キャラをスピルバーグ監督とピーター・ジャクソン監督が、現代的なCGアニメのキャラクターとして、どういったイメージに生まれ変わらせたのか?!という点で、本作は新たな興味を誘っているので、その新生タンタンの姿を出し惜しみした…といったような格好のデザインですね。しかし、冒頭に記したように、このポスターは少し変わっていて…、


と言うのも、よくご覧になった方はお気づきのように、まず題名の「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」の“ユニコーン号の秘密”にあたる“The Secret of the Unicorn”が、どこにも書かれていません!!、なので、このポスターだけを映画館などで目にした人は、映画の題名を単に「タンタンの冒険」=“The Adventures of Tintin”としか、わからないことになります。そのように映画の正式な題名が記されてないばかりか、このポスターでは、主人公のタンタン役に抜擢されたジェイミー・ベルや、悪役の海賊レッド・ラッカムを演じた 007/ダニエル・クレイグ、ユニコーン号の船長ハドックに扮したアンディ・サーキス、そして、お笑いコンビのサイモン・ペグとニック・フロストといった、せめて、ダニエル・クレイグの名前は書いたほうがよかったのでは…といった出演者のスターの名前も示されていません…。
その代わりに?!、このポスターで大きな文字で書かれているのは、イギリスの主にテレビ・シリーズで活躍している脚本家のスティーヴン・モファット、「スコット・ピルグリム VS. ザ・ワールド」(2010年)などで映画マニアに人気のエドガー・ライト監督、そして、エドガー・ライト監督の映画にしばしば登場する芸人のジョー・コーニッシュがシナリオを書きましたよ!!という脚本チームのライターの名前ですから、その点を強調されても、一般にはピンとこないことになります…。なので、このポスターは大衆向けの宣伝ツールとしては微妙で、ちょっと変わっていますね…!!


【UPDATE】 映画サイト AICN の映画ジャーナリスト、ハリー・ノウルズが、「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」のUS版のポスターを持ってきてくれました!!、北米バージョンでは、背景の船の名前が“ユニコーン号”だと読み取れることで、さり気なく、副題が示されています!!



そんな風にツッコむなら、公開日が書かれてないのも変じゃないですか?!と言われそうですが、それは各国で違うので、それぞれの国で書き足されることになる本作の全米公開日は12月23日で、クリスマス・ロードショーですが、このポスターが初公開されたイギリスでは、早々と10月26日から映画館に登場することになります!!
なお、この「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」の予告編は、明日解禁になる予定なのでお楽しみに…!!


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