************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


アメリカで現在ヒット中のスポーツ実話の感動作「ザ・ファイター」の完成をライフワークにしていたマーク・ウォールバーグを、あろうことか食って、主役を乗っ取る名演技を披露し、同映画を名作に押し上げた功労者として、次回の第83回アカデミー賞で最優秀助演男優賞を受賞することが、ほぼ絶対のクリスチャン・ベールAKAダークナイトが、残酷な日本人を相手にファイトすることになりました…!!




「単騎、千里を走る。」(2006年)では、主演に高倉健を起用したチャン・イーモウ監督が、中国・北京で昨日(12月22日)に記者会見を開いて、明らかにした内容を伝えた THR によれば、中国映画史上最大規模の製作費=約9.000万ドルが投じられる最新作の「南京のヒーロー」に、「バットマン」シリーズのクリスチャン・ベールの主演が決定した…!!とのことです。
「HERO」(2002年)や「LOVERS」(2004年)といった大作映画のほか、国家の威信を賭けた北京オリンピックの演出まで任されるなど、まさに中国映画界を代表する名匠である、「あの子を探して」(1997年)のチャン・イーモウ監督が、クリスチャン・ベールを主役に起用する「南京のヒーロー」は…、ジョアン・チェン監督が文化大革命の犠牲となる少女を主人公に、哀しい残酷を描いた名作映画「シュウシュウの季節」(1999年)の原作者として知られるゲリン・ヤンの短編小説「ジンリンの13人の娼婦」を下敷きとするもので、1937年に日本軍が行った南京大虐殺から、大勢の中国人を守る勇敢な神父のジョンを、「ターミネーター4/サルベーション」(2009年)のジョン・コナーが演じます。
…などと冗談半分に、ジョン・コナーを引き合いに出してみましたが、実際のところ、クリスチャン・ベールが演じる“ジョン”は、「白いリボン」(2009年)のウルリッヒ・トゥクルが主演し、スティーヴ・ブシェミや、ダニエル・ブリュールらが共演した「ジョン・ラーベ」(2009年)で描かれた、実在の“南京のヒーロー”として有名な同名のドイツ人ビジネスマンの“ジョン”を暗示したものですね。


脚本のセリフの約4割が英語で書かれ、クリスチャン・ベールを主演に起用したことからも、中国映画の枠にとどまらず、国際的な市場でヒットを狙い、巨額の製作費を回収する見積もりの「南京のヒーロー」は、それに見合うだけの見た目の映画に完成するため、VFXを「バットマン/ダークナイト」(2008年)のダークサイドFX が担当する予定とのことで、同社は、その他にスティーヴン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスが製作総指揮をつとめた戦争ドラマのミニ・シリーズ「ザ・パシフィック」や、クロエ・モレッツちゃん最新作のマーティン・スコセッシ監督作品「ヒューゴ・カブレ(ユゴーの不思議な発明)」(2011年12月9日全米公開)などのVFXも手がけています。

チャン・イーモウ監督最新作「南京のヒーロー」は、来月の新年1月10日に、現地南京の近郊に造られた教会のセットで撮影を始め、クリスチャン・ベールはどうやら、シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」に向けた、バットマンに変身するための強靭な肉体作りのトレーニングを、同映画撮影のかたわら、中国で行うことになりそうですね…!!





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