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マット・デイモンを火星に置き去りにしてしまうSFサバイバル映画の最新作「ザ・マーシャン」(10月2日全米公開)が、かなり面白い…!!と、久々に好評価をされている復活リドリー・スコット監督が、次にメガホンをとる「プロメテウス 2」について、なぜ?!、前日譚の「プロメテウス」シリーズではなくなり、本流シリーズの第5弾とも言える「エイリアン : パラダイス・ロスト」に題名を改めたのか…?!、ちょっと…どころか、もしかすると、かなりの驚きの理由を語ってくれました…!!



B面で昨日(9月25日)、写真を紹介した「ザ・マーシャン」のロンドン・プレミアに先がけて、HeyUGuys のインタビューに応じたリドリー・スコット監督が、来年2016年初めにクランクインする予定の「プロメテウス 2」の正式のタイトルを「エイリアン : パラダイス・ロスト」と発表したことをお伝えし、大変に大きな反響な頂きましたが、それにしても、どうして、もう「プロメテウス」シリーズではなく、「エイリアン」シリーズなのか?!、その気になる部分を、やはり、イギリスの映画メディア、エンパイアが突っ込んで、尋ねてくれました…!!

まず、当のリドリー・スコット監督によれば、自らの代表作「エイリアン」(1979年)の前日譚として、2012年に発表した「プロメテウス」の題名が、実は「パラダイス」になる可能性があったそうです…!!
“ もう数年前のことだけれど、ぼくは「エイリアン2」は、どんな映画になり得ただろう…?!と、あれこれ考えては、思いめぐらしていたんだ…。 ”
…とのことで、どうやら、ジェームズ・キャメロン監督がメガホンをとった続篇「エイリアンズ」(1986年)は、ひとまず、存在しないものとして、自分の映画の続きをあらためて、独自に想像してみたらしいリドリー・スコット監督は…、
“ いくつかのアイディアを、もてあそんでいたんだけれど、やっぱり、常に魅了されてしまうのは、あのエイリアンのゼノモーフは、いったい、何者によって生み出され、その目的は何なんだ…?!に尽きるんだ。そして、ぼくは、そいつのいる惑星は、きっと “ パラダイス ” と呼ばれるに違いないと思った。
“ パラダイス ” というのは、実に禍々しい言葉でもあるからね…。 ”
…と、けして、地球からは窺い知ることができないだけに、もしかすると、ナチが基地を作っているかもしれないなど、様々に恐ろしい想像をされたりもする月の裏側のパラダイスについて思いを馳せつつ、考えたそうです…!!


よって、最終的には、人類に火を与えた神の名がタイトルに採用された前作「プロメテウス」が本来の “ パラダイス ” = “ 楽園 ” であったなら、その続編が “ 失楽園 ” = “ パラダイス・ロスト ” というのは、実に不吉に前後がつながり、無理のないタイトルであることが理解できた次第ですが、それでは、なぜ?!、「エイリアン」がくっつけられることになったのか…?!、リドリー・スコット監督は…、
“ 「プロメテウス 2」が、まさに「プロメテウス 2」として企画開発されてた時と、物語の内容は、まったく変わっていないんだ…。 ”
…と、題名の変更が、映画の内容そのものには、何ら影響を与えていない事実を前置いたうえで…、
“ でも、企画開発の過程を通して、いずれ、「エイリアン : パラダイス・ロスト」になるだろうとは思っていた。果して、「プロメテウス」は、ぼくたちが目指している場所に向けて、ぼくたちを連れ出してくれたのかと言うと、同映画は実際のところ、第1作めの「エイリアン」に、にじり寄っていくものだった。だから、ぼくは、この続篇では、リプリーにすら辿り着いて、繋がることができる。でも、それが何なのか?!は、けして言わないよ…!! ”
…とのことで、まったくビックリですが、「パラダイス・ロスト」では早くも何らかの形で、「エイリアン」シリーズとして、本来の主人公であるシガーニー・ウィーバーのリプリーに結びつく要素が示されるらしいサプライズをほのめかしてくれました…!!


いったい、どのような形で、また、どのような経緯で、シガーニー・ウィーバーのリプリーは「エイリアン : パラダイス・ロスト」に登場する?!、あるいは、その存在が示されるのか…?!、まるで想像ができませんが、しかし、気になるのは、そのようにリプリーが関わってくる?!となると、そのあらためて描かれるらしいリプリーの片りん?!と、すでにシガーニー・ウィーバーが主演することが明らかになっているニール・ブロムカンプ監督の「新・エイリアン」?!、もしくは、「正・エイリアン 3」?!、あるいは「エイリアン6」?!、いずれにしろ謎の最新作との絡みはどうなるのか?!ですが、その点について、リドリー・スコット監督は…、
“ ぼくがプロデュースするよ。この映画の次に、その企画に本格着手をすることになる。まずは、「エイリアン : パラダイス・ロスト」が先に世に出ることになる。 ”
…という段取りからして、「エイリアン」シリーズの次回作になることが確実になったと思われるニール・ブロムカンプ監督の映画は…、
“ もっと、よりリプリーに寄り添った映画になる。でも、まったく視点のアングルが違うんだ。単に続篇の1本とは言えない。 ”
…とのことで、その “ 続編 ” というのは、「エイリアン : パラダイス・ロスト」の続篇という意味ではなく、これまでに作られた本流シリーズの続篇映画のどれとも違うということのようですから、リドリー・スコット監督の前日譚シリーズが、前述のように第1作めの「エイリアン」に、にじり寄っていくものである以上、その中で描かれるリプリー像とは、あくまでも、すでにみなさんがよく知っているリプリーの範疇のうちにあるけれども、ニール・ブロムカンプ監督が新たに描くリプリーというのは、ひょっとすると、まったく思いがけない役割を持った同名異人のようなキャラクターなのかもしれませんね…!!

さて、最後に、「プロメテウス」をご覧になった方が気になっているに違いないミヒャエル・ファスベンダーのアンドロイド、デヴィッドの…前作をまだ観ていない方のために、“ 頭 ” とだけ、曖昧に書きますが、その “ 頭 ” について、リドリー・スコット監督は…、
“ 以前よりも、かなりグッとよくなると思うよ!!、実は、ぼくはとてもナイスで、大胆なアイディアを手に入れたんだ!!、本当にグレートなんだ!!、でも、それについては、お待ちを頂かないと…!! ”

…とのことで、くすくす笑いを浮かべて、楽しみにしてほしい…!!と語ってくれたそうです…!!、果たして、当のミヒャエル・ファスベンダーはもう、そのナイスで大胆なアイディアを聞いているのか…?!、もし、未だなのだとしたら、きっと、このリドリー・スコット監督の発言を知るなり、すぐにメールか、電話をしそうですね…!!

果して、「プロメテウス」=「パラダイス」の続篇「パラダイス・ロスト」に、シガーニー・ウィーバーのリプリーは、どんな形で関わることになるのか…?!、「エイリアン」シリーズの続報をお楽しみに…!!

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