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名優リーアム・ニーソンが扮する元CIAのブライアン・ミルズが、悪人に拉致された家族を救出するために孤軍奮闘する戦うお父さんぶりが喝采を集め、大ヒットになった「テイクン」シリーズの第3弾は、先週水曜日(9月24日)に初公開の写真を紹介した記事でお伝えしたように、これまでの人質奪還の路線から、戦うお父さんの主人公が、あろうことか、殺人の濡れ衣を着せられて、追われる身の「逃亡者」になることに…ッ!!と、設定が改められることになりました。よって、誰も誘拐されないのであれば、「テイクン」= “ 拉致 ” という題名を使い続けること自体に少々、無理があるわけですが、英語の原題の表記では、「Taken」の “ E ” の代わりに、あたかも “ E ” が裏返ったかのような体裁で、“ 3 ” を置き、「Tak3n」にするといった、ちょっと古ぼけたセンスのおかしな書き方になっています。よって、「テイクン3」のマーケティングには、ハナから強引なこじつけが感じられていたわけですが、そうした無理をまるで象徴するかのようなポスターを、プロデューサーのリュック・ベッソン率いる製作プロダクションのヨーロッパ・コープがフランスでリリースしたので、続きを読むのあとで早速、全体のイメージをご覧ください…!!





前作(2012年)から引き続き、オリヴィエ・メガトン監督がメガトンをとったシリーズ完結編の最新作「テイクン3」が初公開したフランス版のポスターです…!!、このポスターのどこがおかしいのか…?!と言うと…、自分以外には、その場に誰もいなさそうなのに、リーアム・ニーソンの主人公 ブライアン・ミルズが拳銃を手にしているのは、まぁ、よいとしても、その人物の向こうに広がっている景色は、どうやら、ロサンゼルスのように見受けられますから…、


たたずんでいる場所がハリウッド・ヒルズだとするなら、リーアム・ニーソンの頭上の裏側から見て “ 3 ” になる…ということは、正面から見れば、妙に歪な形の “ E ” の看板は、あの有名なハリウッド・サインに他ならないことになります。しかしながら、ハリウッドは本来の英語の表記で “ Hollywood ” ですから、どこにも “ E ” がないじゃないですか…ッ!!、そこでポスターを今一度、よく見ると、“ 3 ” の左隣りは、“ H ” のようなので、“ 3 ” はもしかすると、“ O ” のつもりなのかもしれませんが、“ 3 ” を“ O ” に見立てるのは、う~ん…、かなり無理があるのでは…?!


フランス人はどうせ、ハリウッドの正しいスペルなんて知らないだろう…と、リュック・ベッソンが、まさか、タカをくくったわけではないでしょうが、そもそも、あまりアクション映画らしいイメージもしないフレンチ・ポスターだけに、20世紀FOX が今後リリースする本来の北米版のポスターに期待したいと思いますが、CIAリーダーのみなさんは、「テイクン3」の最初の1枚めのポスターをご覧になって、どのような印象の感想をお持ちになられたでしょう…?!

共演者として、愛娘キム役のマギー・グレイスファムケ・ヤンセン、フォレスト・ウィテカーのほか、サーフィン映画「チェイシング・マーヴェリックス」(2012年)のジョニー・ウェストンが参加している「テイクン3」は、来年2015年1月9日から全米公開!!、続報をお楽しみに…!!







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