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「未来世紀ブラジル」(1985年)などの鬼才テリー・ギリアム監督が、北アフリカのモロッコで、昨2013年11月末から12月初めにかけて行われたマラケシュ国際映画祭で語ったコメントによれば…、









“ 「ゼロ・セオラム」は、現代の《 つながり合った世界 》に対するリアクションの映画です。私たちは今や、みんなが《 つながり合った世界 》の一部になっています。ひとりひとりが、大きな世界を構成する神経細胞のニューロンのような存在として結びつき、機能しているようなわけですが、私たちはそこから本来の自分という個を切り離して、離脱することができるんでしょうか…?!、また、そうして、ひとりになることは、より興味深い状態なんでしょうか…?!、例えば、ツイッターのつぶやきであったりと、様々な反応に四六時中さらされている自分が、単に自分自身だけで存在して、果たして、自己をリアルに実感することができるのか…?!、私がこの映画の脚本に興味を持ったのは、そうしたテーマが描かれていたからですが、実際に出来上がった映画は、初めに思っていたものとは、かなり違うものになってしまいました。そして、私は、この映画を自分では大変に気に入っているんです!! ”


タランティーノ映画の名優として、「イングロリアス・バスターズ」(2009年)と「ジャンゴ・アンチェインド」(2012年)とで、アカデミー賞最優秀助演男優賞に選ばれたクリストフ・ヴォルツが演じる主人公のハッカーが、人生の意味を決定するとされる “ ザ・ゼロ・セオラム ”(ゼロの定理)の解明に挑むことになるサイバーパンク映画は、ヨーロッパでは今春に封切られるようですが、北米での公開は今のところ未定です…。共演者は、「バビロンA.D.」(2008年)のメラニー・ティエリー、「ハリポタ」シリーズのデヴィッド・シューリス、「ウイ・ニード・トゥ・トーク・アバウト・ケヴィン」(2011年)のティルダ・スウィントン、そして、マット・デイモンが未来社会の “ 管理者 ” として、参加してくれています…!!


An eccentric and reclusive computer genius plagued with existential angst works on a mysterious project aimed at discovering the purpose of existence – or the lack thereof -once and for all. However, it is only once he experiences the power of love and desire that he is able to understand his very reason for being.





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