************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


そのフツーっぽいルックスにあわせて、それまで主にドラマ系の映画に出演し、よく言えば若手の演技派ながら、人気商売の俳優としては一般の認知度は低い、割と地味めの存在だったマット・デイモンが、スパイ・アクション映画の「ボーン・アイデンティティ」(2002年)に主演することで一躍、マネーメイキング・スターの売れっ子に生まれ変わったのと同じ転機を、どうやら、20世紀FOXは、エレン・ペイジに期待してくれているようです…!!





エレン・ペイジ主演の青春ドラメディ映画の名作にして大ヒット作の「JUNO」(2007年)や、エレン・ペイジが再びミュータントのコミックヒーローに扮する「X-MEN: デイズ・オブ・フューチャー・パスト」(2014年5月23日全米公開)などで、エレン・ペイジとは縁の深い20世紀FOXが、その彼女を主演に起用して、女版007みたいな女性スパイのタラ・チェイスが活躍する「クイーン&カントリー」の製作を検討していることを、Variety のジャスティン・クロールが伝えてくれました…!!


エレン・ペイジ主演予定の「クイーン&カントリー」は、20世紀FOXが、かれこれ4年前の2009年夏に映画化権を取得した、オニ・プレス出版の同名人気コミックを原作とするスパイ・アクション映画で、同コミックの原作者として、ストーリーを担当しているサスペンス作家のグレッグ・ルッカ当人によるノベライズ本が、日本では文藝春秋からリリースされています。その邦訳本「天使は容赦なく殺す」の紹介によれば…、
“ロンドンの地下鉄を業火が襲った―テロリストが主要三線に同時にガソリンを撒き、火を放ったのだ。死者は300名以上。直後に届けられたのはイスラム過激派HUMの犯行声明だった。
イギリス政府は報復計画を練りはじめた。組織の宗教指導者ファウドの暗殺。それが決定された。実行におもむくのは秘密情報局首席特務官、タラ・チェイス。卓越した殺しの才能を持つ美貌の暗殺者。ファウドを殺すべく中東へ潜入した彼女は、しかし、この任務が大いなる危険を招くとは想像もしていなかった。国際政治の論理が冷酷な牙を剥き、味方さえ失ったチェイスが、銃とわずかな友を頼りに、血路を切り開く―。現代アクション・ハードボイルドの旗手が生んだ新たなるヒーロー登場。
速く、美しく、非情なる暗殺者チェイスが、テロリズムとパワーゲームの支配する死地を疾走する!007の昂奮を現代のクールネスで甦らせる新シリーズ開幕。”
…とのことで、20世紀FOXが製作する「クイーン&カントリー」は、原作のコミックから、別のストーリーを採用するかもしれないので、映画のお話の中身は上記とは異なるかもしれないでしょうが、つまりは、「カジノ・ロワイヤル」(2006年)や、「スカイフォール」(2012年)で、ダニエル・クレイグが魅せてくれたクールなジェームズ・ボンドの女版とも言えるタラ・チェイスを、あえて、ロリなイメージのエレン・ペイジに演じさせてみよう…!!というプロジェクトですね…!!


ロリコンの変態をハントするサイコな少女を演じたスリラー映画「ハード・キャンディ」(2005年)での、エレン・ペイジの凄味を振り返れば、エレン・ペイジがクールな女スパイのアクション・ヒーロー!!というのも、けして無茶なキャスティングでもないのかもしれませんが、CIAリーダーのみなさんは、エレン・ペイジがアクション女優に転身の可能性について、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!





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