昨2012年12月にクランクアップした時点では、もしかすると翌年…つまり今年の2013年の暮れに封切られるのでは…？！といった期待を寄せるファンの方もいた「マッドマックス: フューリーロード」ですが、どうやら、同映画が公けに陽の目を見るのは当分、先のことになりそうです…？！





オーストラリアで映画の仕事に従事する業界人向けのメディア、Inside Film のドン・グローブスが伝えてくれた最新の現地の動向によれば…、ジョージ・ミラー監督が1985年に発表した第3弾「マッドマックス・ビヨンド・サンダードーム」以来となる約28年ぶりにシリーズ復活をさせる最新作「マッドマックス: フューリーロード」が、今秋11月22日からシドニーで、約3週間にも渡る追加撮影に突入することになった…！！とのことで、同映画の製作者らは、映画の舞台設定の終末世界にふさわしく痩せ型で、個性的な風貌のエキストラ・キャストを探してほしいと、地元のタレント・プロダクションに呼びかけを行ったそうです…！！

ハリウッドのメジャー映画では、あらかじめ追加撮影の日程や予算が組み込まれていることから、クランクアップで一旦は解散したスタッフ・キャストが再び呼び集められること自体は、特に問題はないのですが、この「マッドマックス: フューリーロード」の場合は、追加撮影が約3週間と通常より長めであるのに加え、メル・ギブソンに代わって、新たにアンチヒーローに扮するトム・ハーディはもとより、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ゾーイ・クラヴィッツといったメイン・キャストの多くが再びカメラの前に立つらしいこと、また、昨2012年7月から12月にまで及んだアフリカでの長期ロケの後、今日にいたるまで、上 ↑ 下 ↓ の非公式フォトを除いて、映画本編の写真や、ビデオといったイメージがまったく披露されていない点などから、どうやら、今秋の追加撮影は、ある程度まで編集を完成させた結果、もうちょっと、こんなカットがほしい…、物語の流れのつじつまを滑らかにするため、新たに小さなシーンを追加したい…といった、あくまでも微修正のための追加撮影ではなく、映画の内容そのものや、クライマックスの運びを完全に変えてしまうような、まったくの “ 撮り直し ” ではないか…？！と憶測して、不安視される次第となってしまっています…。


そうした大幅な撮り直しの結果、映画が生まれかわって、大ヒットになった…！！といった、ブラッド・ピット主演の今夏の話題作のゾンビ・アクション「ワールド・ウォーZ」のような前例もあるので、撮り直しをすること自体は一概に否定できませんが、果たして、製作・配給のワーナー・ブラザースが未だに公式の封切り日を発表することができないでいる「マッドマックス: フューリーロード」の製作の舞台裏で、いったい何があり、撮り直しの事態に到ってしまったのか…？！、その水面下の経緯は大いに気になってしまいますね…。





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