************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


トム・ハーディの出世作の「ブロンソン」(2008年)や、マッツ・ミケルセン主演の「ヴァルハラ・ライジング」(2010年)など、破滅的な男の生き様を、スタイリッシュな過激描写で綴った異色の男映画で、主に野郎に人気のニコラス・ウィンディング・レフン監督が、第64回カンヌ国際映画祭の監督賞を強奪した傑作「ドライヴ」(2011年)に引き続き、ライアン・ゴズリングとのコンビで、微笑みの国タイを舞台にした復讐のメロディのバイオレンス映画「オンリー・ゴッド・フォーギヴス」の予告編をお楽しみください…!!










ライアン・ゴズリング演じる主人公のジュリアンは、とある事情から生まれ故郷のアメリカを離れ、タイのバンコクのはずれで、キックボクシングのクラブを経営していたが、それは表向きのビジネスで、実際は肉親のファミリーが牛耳る麻薬組織のため、ドラッグを送りだす密輸を担当していた。ところが、ある日、そんなジュリアンの兄弟で、やはりバンコクに滞在するビリーが、未成年の少女売春婦を惨殺してしまったことから、“ 復讐の天使 ” の異名をとる警部補のチャンは法の裁きによらず、裏の顔の “ 仕事人 ” として、殺された少女の父親によるリンチの死刑を決行し、ビリーは殴り殺されてしまう…。


そのビリーの死を聞いて、バンコクに飛んできた兄弟の母で、麻薬組織のボスのクリスタルは、ジュリアンに対して、ビリーを殺した奴の首を獲れ!!と報復を命ずるが、かねてよりクリスタルとビリーの母子ならぬ間柄に疑問を抱いていたジュリアンは姑息な復讐を拒否し、差しで勝負の素手のケンカでチャンとのケリをつけようとする。しかし、納得のいかないクリスタルが、チャンの暗殺におよんで失敗したため、あらためてチャンの報復が始まり、ジュリアンは母クリスタルのため仕方なく、チャンを殺して、すべてを葬ることを請け負うのだったが…!!


アカデミー賞最優秀主演女優賞にノミネートされた「イングリッシュ・ペイシェント」(1996年)や、ロバート・レッドフォードと共演した「モンタナの風に抱かれて」(1998年)といった作品で、90年代に注目を集めたクリスティン・スコット・トーマスを、イカレた母のクリスタルに起用したあたりに、ニコラス・ウィンディング・レフン監督らしいキャスティングの妙が感じられる最新作「オンリー・ゴッド・フォーギヴス」は、北米では来月7月19日から限定公開で封切りです…!!


Julian (Gosling) lives in exile in Bangkok where he runs a Thai boxing club as a front for the family’s drugs smuggling operation. When Julian’s brother Billy is killed their mother, Jenna (Kristin Scott Thomas), arrives in the city. She wants revenge and forces Julian to find the killer. Julian’s contacts in the criminal underworld lead him directly to The Angel of Vengeance, a retired police officer who knows everything and who is both Judge and Punisher. Jenna demands that Julian kill The Angel of Vengeance, an act that will cost him dearly.





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