約2年前の2010年3月にハリウッド版実写映画化決定！！のスクープをお伝えした、少年ジャンプ連載の人気コミック「BLEACH」のプロジェクトに、ようやく進展があったようで、Variety 発の最新情報によれば、来月3月30日から全米公開されるサム・ワーシントン主演のリメイク映画の続編「ラス・ オブ・タイタンズ」の脚本チームに名を連ねた新人のダン・マゾーがシナリオ・ライターとして抜擢されたそうです…！！


ダン・マゾー（写真→）がどのように「BLEACH」をハリウッド映画として脚本化するのか？！、その力量は「ラス・ オブ・タイタンズ」の封切りを待って、同映画の出来栄えから推し量るしかないわけですが、本プロジェクトは、コメディ俳優のアダム・サンドラーとのコンビで知られるピーター・シーガル監督(「50回目のファースト・キス」2004年)が舵取り役として企画開発を進め、メガホンをとる予定…という、そもそもミスマッチ？！とも言える人選からスタートしていますから、すでに原作のファンの方は何も期待していません…よね？！
なお、原作コミックの権利を取得した製作・配給のワーナー・ブラザースが、「BLEACH」のプロジェクトを前進させた背景には、大友克洋のカルト・コミックを台なしにする「アキラ/AKIRA」の実写映画化が頓挫してしまったのを受け、その代わりに久保帯人さんのコミックを持ち出してきた…！！といった憶測の見方も、一部の映画メディアでは伝えられていますが、それよりも要するに、これは同じくワーナー・ブラザース製作・配給の「ラス・ オブ・タイタンズ」の宣伝ニュースじゃないの…？！ぐらいに思っておいてもよいのかもしれません？！
いずれにしろ、「BLEACH」のハリウッド版実写映画化はこれから脚本を書き始めるわけですから、実際にカメラが回されるまでには、さらに2年位かかっても仕方がないか…と長い目で冷静に見守ったほうがよさそうです。

《関連記事》
ワーナー・ブラザースが「AKIRA」に続けて、少年ジャンプ連載の大人気コミック「BLEACH」をハリウッド実写映画化決定！！（10.3.22）





【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと！！