映画技術の進歩にともない、ジョージ・ルーカスが「スター・ウォーズ・サーガ」の各オリジナル映画に手を加え、少しずつ作り変えては、波紋を呼んでいるのは、ジェダイの騎士のみなさんのみならず、フツーの映画ファンの方もご存知だと思います。そのように自分の作り上げた傑作SF映画の世界を台なしにしたいジョージ・ルーカスが、いよいよ今月9月16日から日米で発売される待望の Blu-ray 版の売りとなる新たな見どころとして、人類史上最強の無敵のアクション・スター、チャック・ノリスの出演場面を追加し、「スター・ウォーズ・サーガ」の新キャラクターに仲間入りさせたことで、熱心なファンの激怒の反発を招き、不買運動が巻き起こる事態へと発展しつつあります…！！、果たして、今や、お笑いネタのカルトな存在として、マニアックな人気を集めるチャック・ノリスは、「スター・ウォーズ」で、どのように活躍するのか？！、その登場シーンの動画をご覧ください…！！









…と、チャック・ノリスの出演場面が「スター・ウォーズ: ジェダイの帰還」につけ加えられた…！！というのは、もちろん、ウソですが、このお笑い動画は、無敵のチャック・ノリスに関する、あることないこと、お構いなしに勝手に “伝説” をデッチあげていく遊びのいわゆる “チャック・ノリスの真実” に便乗した体裁をとることで、ジョージ・ルーカスが「スター・ウォーズ・サーガ」を作り変えていくアップデートが、同様にバカバカしいものであることを訴え、熱心なファンが現実に Blu-ray 版「スター・ウォーズ」の不買運動を始めたのも仕方がないかな…といったメッセージを伝えてくれています。(※使われているチャック・ノリスの動画は、1996年公開の「ザ・サバイバー」です)

その Blu-ray 版「スター・ウォーズ」不買運動の大きな引きがねとなったのは、下 ↓ にアタッチした、やはり、「スター・ウォーズ: ジェダイの帰還」のクライマックスの作り変えです。




人によって、受ける印象は様々でしょうが、もとは無言でダース・シディアスを葬るダース・ベイダーが間の抜けた “NOOOOOO…！！” というセリフを発し、自分の感情を露骨に示したことで暗黒卿のイメージを崩し、「スター・ウォーズ」をパロディした、おバカなSFコメディ映画のようだ…と、多くのファンが感じとってしまいました…。
その他にも、イウォークたちが瞬きをするなど…(これは、かわいいと思う人も多いかも)、





随所に手を加えられたことで、「スター・ウォーズ」のファンの人は、過去に自分が観た映画から得られた感動を、 Blu-ray 版は再現してくれるのではなく、むしろ、そうした想い出の記憶を台なしにされる可能性が高い…ということで、もう新しい「スター・ウォーズ・サーガ」を観たくないわけですが、このようにジョージ・ルーカスが映画を作り変えていくことについて、CIAリーダーの映画マニアのみなさんも、やはり、作者と言えど、古典化している傑作映画の内容を無闇に変えるべきではない…と思われるでしょうか？！、「スター・ウォーズ」のみならず、過去の映画を文化的な財産として保存し、後世に伝えることの意味が、あらためて問われたように思います…。





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