前作の「バイオハザードIV: アフターライフ」(2010年)が、3D化による割高な鑑賞料金の恩恵もあったとは言え、製作費の約6,000万ドルに対して、ほとんど3億ドルと言っていい、約2億9,622万ドルを全世界で稼ぎだし、さらに前作の第3弾「バイオハザードⅢ: イクステンクション」＝世界トータル/約1億4,771万ドルから売り上げ倍増のシリーズ№1ヒットを記録した実績を踏まえると、製作・配給のスクリーン・ジェムズ＝ソニー・ピクチャーズは当然、シリーズの発起人にして、再び自らシリーズの息を吹き返らせることに成功したポール・W・S・アンダーソン監督に連続してメガホンを取れと要求するだろう…といった思い込みから、特に明記はしなかったまでも、一昨日(8月9日)の今秋10月クランクイン決定のニュースをお知らせした記事で、あたかもポール・W・S・アンダーソン監督が引き続き、メガホンをとるようなニュアンスで書いてしまったのですが、案の定、それに特に問題はなく、最新作もやっぱり、夫唱婦随で作られることになりました…！！





ホラー映画サイトの Bloody Disgusting が伝えてくれた「バイオハザードⅤ: リトリビューション」に関する最新のニュースによれば、前作「バイオハザードIV: アフターライフ」に引き続き、ポール・W・S・アンダーソン監督が自前のシナリオで、最新作のメガホンをとり、カミさんのミラ・ジョヴォヴィッチが主演して、これまで通りにアリスを演じることが正式決定した…！！とのことで、遅かれ早かれ、そうなるのは万人が承知していたので、そのこと自体に特にニュース・バリューはありませんが、ちょっと驚かされたのは、最も最初に出演が確定していたはずのシエンナ・ギロリーが降板してしまったそうです…！！

一昨日の記事でもふれたように、最新作の「バイオハザードⅤ: リトリビューション」が、前作「アフターライフ」の結末から物語を始めるのであれば、シエンナ・ギロリー扮するジル・バレンタインは必ず登場するはずですから、その当のシエンナ・ギロリー本人が今春3月に、Twitter で連続出演に向けて動き出した報告をつぶやいたのを受け、誰もが彼女の再登板が決定したものと確信し、疑いはしませんでした。
しかしながら、それはどうやら、シリーズ最新作「バイオハザードⅤ: リトリビューション」の製作が決定したのを受け、恐らくオプションの契約を結んでいたに違いないシエンナ・ギロリーが、自分は当然、出番が再びあるものとの勝手な思い込みから、つぶやいてしまった早トチリだったようで、現実にはシエンナ・ギロリーは起用されず、これから選ばれる新たな女優が役を引き継ぎ、ジル・バレンタインを演じるそうです…！！

このシエンナ・ギロリーの予想外の降板について、 Bloody Disgusting は特にその理由を伝えていませんが、冒頭のように「アフターライフ」が大ヒットだったことを前提に、シエンナ・ギロリーの代理人が出演料の釣り上げを狙った交渉が裏目に出たものか？！、あるいは、シリーズの将来を見据え、35歳という年齢から、いずれ遠からずヒロインの座を退くことになるミラ・ジョヴォヴィッチと同い年のシエンナ・ギロリーには早々と見切りをつけ、ジル・バレンタイン役にフレッシュな若い女優を起用することで、第6弾以降から主役をアリスからジルに変更しよう…といった構想を、ポール・W・S・アンダーソン監督は練っているのかもしれません？！、いずれにしろ、シエンナ・ギロリーの後がまが決まれば、どうしてキャストが変更になったのか？！、より事情を察することができるかもしれないので、後任の女優の発表を楽しみにしたいと思いますが、CIAリーダーの「バイオハザード」ファンのみなさんは、いったい、誰がジル・バレンタインを演じればいいと希望されるでしょう…？！

なお、クレア・レッドフィールド役のアリ・ラーターと、その兄のクリス役に扮したマイケル・スコフィールドが再び出演するのか、しないのか？！は、まだ不明なものの、最新作の「バイオハザードⅤ: リトリビューション」には、ゲームのファンの方にはおなじみのS.T.A.R.S.アルファ・チームのジルの同僚バリー・バートンと、元警官の政府エージェント、レオン・S・ケネディのキャラクターが登場し、活躍することになるそうです…！！、が、でも、レオンって、映画の世界観の中では、もう死人だったのでは…？！


ミラ・ジョヴォヴィッチのアリスがアンブレラ社との決戦の地 渋谷？！を目指して、日本上陸することになると予想されるシリーズ最新作「バイオハザードⅤ: リトリビューション」は、来年2012年9月14日から全米3D公開です！！





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