前作「ザ・ダークナイト」(2008年)で愛車のタンブラーを失ったバットマン AKA ブルース・ウェインが、ふだん乗り回しているランボルギーニでは素性が割れてしまうため、急場しのぎに？！、オリジナルのカモフラージュ・ペイントのタンブラーを倉庫から出してくる…！！というのは、クリス・ノーラン監督らしい段取りを踏んだ展開のように思えます…！！








上 ↑ の動画は、スーパーカーに関する動画を YouTube にアゲるなどしている自動車マニアの Subaruwrxfan さんが、バットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」のロケが行われている、どうやら、ご本人の地元らしいペンシルベニア州ピッツバーグで張り込み、撮影に成功した、バットマンの愛車タンブラーの搬送風景です…！！

倉庫のような場所から出てきたトレーラーが、ローカル空港のロック・エアポートまで、カバーに覆われた車両と、映画用のパトカーとを搬送する様子が、動画と写真とで紹介されています。動画の中で、 Subaruwrxfan さんが同乗の友人と歓声をあげているように、謎の車両は、そのフォルムからして、バットマンの愛車タンブラーのようなのですが、下 ↓ の写真でも確認できるように、車体の色は砂色で、バットマンのシンボルカラーのブラックではありません。車体の一部しか見えていないため、全体のカラーリングを断言することはできませんが、タンブラーが砂色…というのは、とりもなおさず、トップに写真(↑)をアゲた、「バットマン・ビギンズ」(2005年)に登場した、オリジナルのカモフラージュ・ペイントのタンブラーが、何らかの形で完結編でまた姿を観せるのでは…？！と想像せざるを得ません。


シリーズ第1作の「バットマン・ビギンズ」で、モーガン・フリーマン演じるルーシャス・フォックスと出会ったクリスチャン・ベールのブルース・ウェインは、バットマンに変身するための装備をフォックスから得る場面で、軍用車として開発されたタンブラーを見つけ、試乗して気に入り、「これ、黒にできないかな…？！」と言っていたわけですが、続く第2弾の「ザ・ダークナイト」では、その愛車のブラックのタンブラーが限界に達し、爆発寸前に非常用のバイクのバットポッドに脱皮して、脱出をはかったことから、最新作の完結編では、バットマンが新たな愛車として、どのような新型のバットモービルを披露してくれるのか？！、気になっていたダークナイト・ファンの方も多いと思います。


しかし、実は「ザ・ダークナイト・ライズス」に登場する新しいバットモービルのタンブラーとして、ちょうど1週間前の水曜日(7月13日)に、Superhero Hype が、上 ↑ の写真をリークし、バットマンの愛車に特にモデル・チェンジはされないらしいことをスクープしていました。けれど、劇的にバットポッドへと変形し、爆発したタンブラーはフツーに復元されました…といった、物語の経緯にこだわらない展開を、クリス・ノーラン監督が採用するかなぁ…？！と、ちょっと疑問に思っていたのですが、Subaruwrxfan さんがタンブラーはブラックだけでなく、オリジナルのカモフラージュ・タイプも撮影に使用されているらしい…と突きとめてくれたことで、まず初めに温存されていた「バットマン・ビギンズ」のカモフラージュ・タンブラーが代車として駆り出され、その後、あらためて、その車体を黒に塗りなおすか、新たに黒のタンブラーを製造する…といったようなエピソードが完結編に盛り込まれていると想像すれば、一連の経緯にクリス・ノーラン監督らしいリアリズムのつじつまが通ったような気がします。また、昨日(7月19日)、ご覧いただいた初公開の予告編で、ゲイリー・オールドマン演じる病床のジム・ゴードン署長が、バットマンは引退してしまったらしい？！ことをほのめかした点も踏まえると、急遽カムバックすることになり、とり急ぎクルマが必要なダークナイトが急場しのぎに、オリジナルのカモフラージュ・タンブラーを利用する…！！というのも納得できる気がしますよね…！！


果たして、カモフラージュ・ペイントのタンブラーはどのような目的で、撮影現場に持ち込まれたのか？！、CIAリーダーのみなさんはどのように憶測されたでしょう…？！
ワーナー・ブラザース製作・配給のバットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」は、来年2012年7月20日から全米公開です！！





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