今春4月には撮影現場のセットの様子を、自らツアーガイドをつとめ、ビデオで紹介してくれたピーター・ジャクソン監督が、エンタテインメント・ウィークリーを通して、早くも写真を披露してくれました…！！






大ヒット映画「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーの原作である、ファンタジー小説「指輪物語」の発表(1954年)に先がけ、作者のJ・R・R・トールキンが壮大な叙事詩の舞台となる架空の中つ国を初めて描いた原点の同名小説(1937年出版)を、前後編の2部作で完全映画化する最新作「ホビット」を現在、ニュージーランドで撮影中のピーター・ジャクソン監督が、トップにアゲたセットフォトと、上 ↑ のイメージで、主人公のビルボ・バギンズに扮したマーティン・フリーマン(「銀河ヒッチハイク・ガイド」2005年)の姿を初公開してくれました…！！、物語の流れとしては続編となる「ロード・オブ・ザ・リング」では、イアン・ホルム(「エイリアン」1979年)が演じたキャラクターの青年時代を装ったマーティン・フリーマンの様子に、一見したところ、違和感は感じられず、どうやら、配役にまちがいはなかったらしいことで、ピーター・ジャクソン監督が早く写真を見せたい…！！と思ったらしい気持ちも理解できますね…！！

ピーター・ジャクソン監督がエンタテインメント・ウィークリーに寄せたコメントによれば、予定されている「ホビット」の撮影期間は全254日だそうで、最初の「ロード・オブ・ザ・リング」(2001年)の撮影日数よりも12日間、少ないのに、前後編の2本の映画をまとめて同時に撮りあげなければならないため、その強行軍のスケジュールを見渡すと、クランクイン前に手術した胃がまた疼いてしまうようですが、くれぐれも健康には気をつけてほしいと思います。

下 ↓ の写真は、旧トリロジーのもののようにも見えますが、そうではなくて、「ホビット」でも引き続き、魔法使いのガンダルフを演じているイアン・マッケランです！！、ピーター・ジャクソン監督によれば、最新作では背の低い設定のホビットたちばかりを相手にすることで、常に身長差を意識せねばならないイアン・マッケランは以前よりも演技が難しくなるだろう…とのことですが、御歳72歳のイアン・マッケランほどのベテランであれば、卒なく、こなしてくれると思います…！！


ピーター・ジャクソン監督の最新作「ホビット」のその他の出演者は、イライジャ・ウッド、ケイト・ブランシェット、ヒューゴ・ウィーヴィング、オーランド・ブルーム、アンディ・サーキスといった旧トリロジーのキャストに加え、新たに…、ポール・W・S・アンダーソン監督の最新作「三銃士」(10月14日全米公開)のルーク・エヴァンス、あの名探偵が現代を舞台に活躍する新解釈のドラマ・シリーズ「シャーロック」では、ビルボのマーティン・フリーマンを相棒のワトソンとして従えているベネディクト・カンバーバッチ、そのベネディクト・カンバーバッチの名探偵ではなく、ロバート・ダウニー・Jrの名探偵のお兄さんを、続編の「シャーロック・ホームズ2/ゲーム・オブ・シャドーズ」(12月16日全米公開)で演じているスティーヴン・フライ、そして、テレビシリーズ「LOST」のケイトことエヴァンジェリン・リリーが参加しています。

ワーナー・ブラザース製作・配給の「ホビット」2部作の前編「ザ・ホビット: アン・アンエクスペクテッド・ジャーニー」は来年2012年12月14日全米公開！！、そして、後編の「ザ・ホビット: ゼア・アンド・バック・アゲイン」は再来年2013年12月13日全米公開です！！、「ホビット」の続報をお楽しみに…！！





【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと！！