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アニメ映画「リオ」が、今年最高の封切りヒット!!
「スクリーム4」は時代遅れの痛い悲鳴で失敗!!


*各数字は、週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。


第1位(初) 「リオ 3D」(9,000万ドル)
       $40,000,000-(3,826館/$10,455)-$40,000,000

第2位(初) 「スクリーム4」(4,000万ドル)
       $19,279,000-(3,305館/$5,833)-$19,279,000

第3位(1) 「ホップ」(6,300万ドル)
       $11,167,000-(3,608館/$3,095)-$82,609,000

第4位(4) 「ソウル・サーファー」(1,800万ドル)
       $7,400,000-(2,214館/$3,342)-$19,997,000

先週の初公開からの売り上げのマイナス率が約30%と、他の新作映画の値(40%以上~)よりも小さいことから、映画を観て、よかった…!!という感動の声が口コミで拡がっている事実が、あらためて数字で示された。
片腕のサーファーに扮し、波にもまれたアナソフィア・ロブちゃんは見事、人気の波にテイクオフしましたね!!


第5位(2) 「ハンナ」(3,000万ドル)
       $7,327,000-(2,545館/$2,879)-$23,327,000

シアーシャ・ローナンちゃんは先週の初公開で最終的に「アーサー」をヒットして撃ち落とし、初登場第2位にまで浮上しました…!!、2011年公開映画の必見作の1本にあげられている少女アサシン映画の決定版「ハンナ」は、配給権を各国に先売りして集めたお金で製作費がまかなわれているため、作り手らはリスクをとっておらず、興行の実績が即座に利益として儲けにつながるビジネスを行っています。映画の品質とビジネスの両面でバランスがとれた完璧な成功作です。


第6位から第12位までは、続きを読むの後です!!


第6位(3) 「アーサー」(4,000万ドル)
       $6,940,000-(3,276館/$2,118)-$22,348,000

莫大な宣伝費を費やした作品の売り上げのトータルが公開10日めで2,000万ドルそこそこでは、まるで商売の話になっていません…。


第7位(5) 「インシディアス」(100~150万ドルの超低予算)
       $6,857,000-(2,233館/$3,071)-$35,983,000

先週からの売り上げのマイナス率が約27%と、ホラー映画のみならず、一般の映画と比較しても、目を見張る集客力の維持です。「スクリーム4」の興行が振るわず、失敗したのは、ホラー映画なんだから当然、怖いものを観たい…と考える観客が「インシディアス」の方を選んだらしいことが原因のひとつとして目されています。


第8位(7) 「ソース・コード」(3,200万ドル)
       $6,300,000-(2,557館/$2,464)-$36,990,000

第9位(初) 「ザ・コンスピレーター」(2,500万ドル)
       $3,924,000-(707館/$5,550)-$3,924,000

伝説的な映画スターにして、オスカー監督でもあるロバート・レッドフォードが、リンカーン大統領の暗殺事件をテーマにした作品。息子が同大統領の誘拐・暗殺の謀略に関与したほか、経営する下宿屋に事件の関係者らを滞在させていたことで、共謀者として逮捕され、合衆国の歴史において初めて死刑に処されたメアリー・サラットと、その弁護を引き受けることになった弁護士の物語が描かれる。主人公の弁護士を演じているのは、「X-MEN/ファーストクラス」(6月3日全米公開)のジェームズ・マカヴォイ。逃亡した息子の居場所をけして語らない母を演じているのは、「ザ・プライベート・ライヴス・ピッパ・リー」(2009年)のピッパ・リー=ロビン・ライト。前作「大いなる陰謀」(2007年)と同様に、社会運動家として知られるロバート・レッドフォードが、自分の政治的信条などを内容に盛り込んだことから、その偏りがあまり好評価はされていません。Metacritic では、35件のレビューのうち、肯定と中間評価がそれぞれ16件の同数で、否定が3件あったことから、55ポイントと、ひとまず凡作のレベルに置いています。


ザ・コンスピレーター」(共謀者) 予告編





第10位(6) 「ユア・ハイネス」(5,000万ドル)
       $3,895,000-(2,772館/$1,405)-$15,952,000

この映画のお粗末な結果の責任を、果たして誰がとるのか…?!、想像すると恐ろしいですね。ゾーイ・デシャネルのファンの方は、「ハプニング」(2008年)に引き続き、ゾーイ・デシャネルは出ていない!!と言い張らなければなりません。どちらの映画も出てるのはゾーイ・デシャネルに瓜二つの似た人で、ゾーイ・デシャネルではありません!!


第11位(8) 「リミットレス」(2,700万ドル)
       $3,794,000-(1,885館/$2,013)-$69,723,000

第12位(10) 「ザ・リンカーン・ロイヤー」(4,000万ドル)
       $3,000,000-(1,702館/$1,763)-$50,570,000


《 POINT 》 一般にオープニング成績の約3倍前後が、その映画の最終的な興行成績になる可能性が高い。興行成績の概ね半分が
映画館の取り分となる。よって、オープニング成績から試算したトータルの売り上げを2分の1にして、製作費と比較すれば、その映画の興行的成功の度合いをおおまかに測ることができる。



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