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「ロッキー」シリーズの舞台のフィラデルフィアには、街の誇りのシンボルとして、シルベスター・スタローンのロッキーの銅像があるのだから、デトロイトも、おたくが舞台になった人気映画「ロボコップ」シリーズのロボットおまわりさんの銅像を作ればいいのでは…!?と、実際にデトロイトに行ったことすらない人が、NBAのスタープレイヤーだった同市のデイブ・ビン市長にあて、Twitter で提案したのに、ビン市長が現在、そういうプランはまだないんですよ…と応じたことが、一部のメディアで大げさに扱われ、ビン市長があたかもロボコップの銅像建立計画を政治的に却下したかのような誤解を招いたことが幸いして?!、そうだ!!、ロボコップの銅像を作ろう!!といった運動が高まり、アッと言う間に銅像を作るのに必要なお金が寄付で寄せられてしまったことから、どうやら、デトロイトの街のシンボルとして、昼夜を問わず、警備にあたることになる見込みのロボコップの映画製作のプランが話題の機に乗じ、復活を果たすことになるようです…!!





おとついの第83回アカデミー賞授賞式で、「ザ・ファイター」のメリッサ・レオが最優秀助演女優賞に輝いたことに異論はないものの、ミラ・クニスが候補にあげられなかったのはおかしい…と考えられている、最優秀主演女優賞のナタリー・ポートマンだけでなく、ミラ・クニスにとっても代表作のサイコ・バレエ映画「ブラック・スワン」の天才ダーレン・アロノフスキー監督が、2008年の夏に起用され、企画開発を進めたものの、肝心の映画を製作するスタジオのMGMが倒産の危機に見舞われ、プロジェクトが保留されてしまい、こじつけて言うならば、「ブラック・スワン」の生まれるキッカケともなった?!問題の「ロボコップ」のリメイク映画の監督として、新たにブラジル映画界のジョゼ・パジーリャ監督が起用される運びになったようです!!

誰がどのタイミングで、プレゼンターとして登場するのかといった進行スケジュールや、演出の内容を、授賞式に先がけ、記事にしたことから、第83回オスカーのバックステージ・パスを取り上げられてしまった業界メディア Deadline のマイク・フレミングがブレイクしたニュースによれば、昨2010年秋にスパイグラス・エンタテインメントによって、倒産の危機を救済されたMGMが、すでに復活をお伝えした「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーの前日譚「ホビット」や、007/ジェームズ・ボンド・シリーズ最新第23弾といったプロジェクトに続けて、「ロボコップ」シリーズの新作映画の製作も軌道に戻すことになり、天才ダーレン・アロノフスキー監督の後任として、ブラジル映画界のジョゼ・パジーリャ監督にメガホンを打診しているそうです。
ジョゼ・パジーリャ監督は、2008年2月に紹介した、ブラジル軍警察のクライム・アクション映画「ジ・エリート・スクワッド」(2007年)が、第58回ベルリン国際映画祭でグランプリにあたる金熊賞に選ばれ、その続編映画が、ブラジル国内で昨年、「アバター」(2009年)や、「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)をしのぐ記録的ヒットになったことでも注目を集めている人で、すでにワーナー・ブラザースから、ロサンゼルスを舞台にした「アンタッチャブル」といった内容のギャング映画の企画「ギャングスター・スクワッド」の監督候補としてもリストアップされています。


と、つまり、ワーナー・ブラザースはクライム映画の大作を任せられる監督として、ジョゼ・パジーリャ監督を目しているわけであり、「ロボコップ」も主人公が警察官であることには変わりありませんから、そういうポリス・アクション映画という括りで人材起用を考えれば、MGMがジョゼ・パジーリャ監督に白羽の矢を立てたのは正しいことになります。
ただし、下 ↓ にアタッチした「ジ・エリート・スクワッド2」の予告編をご覧になっていただければ、推測できるように、ジョゼ・パジーリャ監督がメガホンをとった場合、ポール・バーホーベン監督のオリジナル映画とは全く異なる作品になりそうで、MGMはコミックヒーロー映画をクライム・アクションとしてとらえ成功した「バットマン/ダークナイト」(2008年)のようなタッチで、SF色を薄めて、「ロボコップ」を復活させたいのかもしれませんね。



ひとまず、今後、ハリウッド映画の最前線に躍り出てくることが容易に想像できる、上 ↑ のような映画を作るジョゼ・パジーリャ監督が、「ロボコップ」の新作を任されることについて、CIAリーダーのみなさんは、どのような「ロボコップ」になると期待をされるでしょう…?!




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