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グジェゴシ・ジョンカジツキ監督の作品です!!と言われても、ほとんどの方は、はぁ…、何なんですか?!、その変な名前は…?!と言ったリアクションだと思いますが、長いおつき合いのCIAリーダーの方々の中には、もう足かけ3年前になる2008年9月に、このグジェゴシ・ジョンカジツキ監督のCGアニメのショートフィルム「アーク/箱船」を紹介したのを、薄っすらと記憶されている人もいるかもしれません。また、同年に来日したグジェゴシ・ジョンカジツキ監督は講演会なども行っていますから、直接に会ったことがあるんですよ…!!という方もいるかもしれませんね。
そのグジェゴシ・ジョンカジツキ監督のアニメではなく、実写のショートフィルム「第3の手紙」をご覧いただきたいのですが、約15分間の近未来を舞台にしたSFスリラーをご覧になったあとで、映画には目が利くはずのCIAリーダーのあなたは、あぁ、この人の変な名前はまもなく、ハリウッドのジャンル系映画の新人監督として、映画メディアのヘッドラインを飾る日は近いな…と予感されるはずです。(※ホラー映画などの苦手な方は鑑賞にあたり、ご注意ください)









「トランスフォーマー」シリーズや、「アイアンマン2」(2010年)といったハリウッドの大ヒット映画のVFXアーティストのひとりとして、よく観れば、エンド・クレジットに名前がのっている、ポーランド出身のグジェゴシ・ジョンカジツキ監督が、無名のロドリゴ・ロプレスティーを主演に起用して完成し、昨2010年に様々な映画祭で高い評価を得た、SFスリラー「第3の手紙」の丸ごと全編です。例によって字幕はありませんが、ご覧になれば、セリフの意味などわからなくても、物語を十二分に理解して、映画の世界を堪能することが可能です。でも、まぁ、カンタンに内容を紹介しておくと…、


極端にまで環境が汚染された近未来のディストピアで、これ以上、世界を疲弊させない目論みでか?!、どうやら、政府か何かの大きな力が人口を抑制するため、保険会社を使って、生きる人の数を調節しているらしい…といった恐ろしい陰謀が、物語の大きな背景となっています。前述のロドリゴ・ロプレスティー演じる主人公のジェフリーは離婚したらしく、妻と幼い娘と別れ、ひとりで暮らしていますが、家賃も払えないほど金銭的に困っているようで、映画の題名で示されている彼が受け取る3つの手紙のうち、ひとつめは期限の過ぎた支払いの請求書、ふたつめは、やはり支払いが滞ったことで、バッテリー使用の延長が認められない…という保険会社からの通知です。
このバッテリーが何か?!は本編でご覧いただくとして、その件で、ジェフリーが焦って保険会社に問い合わせの電話をかけても、話のできる相手は一向に出てくれません…。そして、問題の第3の手紙は、誤ってジェフリーのもとに届けられた別れた妻バーバラへの保険会社からの通知で、その本来は本人しか開封してはいけない手紙を開けてしまったことで、ジェフリーはあるショッキングなことを仕出かしてしまうことに…。果たして、その第3の手紙に記されていた内容とは、自分と裏腹に今後もバッテリーを使用してよいことがバーバラは認められた通知であり、そこにはバッテリーを正常に動かすのに必要となる鍵の暗証番号が書かれていたのですが…、それがジェフリーをどういう恐ろしい行動に駆り立てるのか?!は、どうぞ、ご自身で目撃してください…!!





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