映画ファンのCIAリーダーの方はご存知のように、同時多発テロで暗い雰囲気に落ち込んだニューヨークを映画で元気づけようと、トライベッカ・フィルム・フェスティバルを立ち上げてくれたゴッドファーザーが今年2011年は、カンヌ国際映画祭の面倒まで見てくれることになりました…！！





CIAの諜報活動に人生を捧げた男を描いた傑作映画「グッド・シェパード」(2006年)などの監督としても、映画の才能を発揮している名優ロバート・デ・ニーロの発表によれば、今年2011年5月11日から22日にかけて開催される第64回カンヌ国際映画祭の審査委員長を自分がつとめることになった…！！とのことです！！
冒頭のように、ロバート・デ・ニーロは今年で第10回めを迎えるトライベッカ・フィルム・フェスティバルの主催者として、映画祭を切り盛りするのに充分な経験とノウハウを持っていますから、このロバート・デ・ニーロを審査委員長に選んだカンヌ国際映画祭の判断は実にまっとうで、単に有名な映画スターを起用した話題作りではなく、昨2010年は精彩を欠いた同映画祭を再び盛り上げるのに、まさに打ってつけの適任者を起用したと評価することができます。

そのことはロバート・デ・ニーロの発表した…、

“トライベッカ・フィルム・フェスティバルと、その姉妹映画祭であるドーハ・トライベッカ・フィルム・フェスティバルを立ち上げたひとりとして、私はこうした世界の映画界を結びつけて、世の中にカルチャーのインパクトを与える映画祭の審査委員たちが、最高の部類に属する映画を選ぶことに、どれだけ重要な役割を果たしてくれているかを思うたび、彼らへの感謝の念が日増しせずにはいられません。”

…といった、自分もまた、最高の映画を見つけ出すために労力は惜しみませんよ…といった決意を謙虚に伝えたコメントからも窺え、デ・ニーロが世界で最も有名な映画祭を託された使命を真摯に受けとめていることが理解できます。

全米公開映画のサマーシーズン開幕と同じタイミングで開かれることから、ともすれば、ハリウッドのブロックバスター映画の話題を盛り上げる宣伝の場としての役割の方が目立ってしまったりもするカンヌ国際映画祭ですが、今年は真に映画を愛するゴッドファーザーを迎えたことで、より充実した内容と結果を期待することができそうですね…！！
が、しかし、今年のトライベッカ・フィルム・フェスティバルの開催予定は、4月20日から5月1日までですから、デ・ニーロは連続して、ふたつの重要な映画祭を滞りなく進めなければならないから大変です…！！






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