************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


サム・ライミ監督が失脚し、旧「スパイダーマン」シリーズが終わるハメになった原因のひとつとして、思いがけず完結編となった「スパイダーマン3」(2007年)で、関連商品のキャラクターグッズなどの売り上げ増を狙った製作・配給のソニー・ピクチャーズが、サンドマンとヴェノムという悪役ふたりを無理にダブルスで登場させ、物語の矛先が定まらなくなってしまった混乱が指摘されているので、同じ失敗を、マーク・ウェブ監督の新生「スパイダーマン」が早くも犯そうとしているのであれば、ソニー・ピクチャーズのコミックヒーロー映画に対する考えは何ら反省されていないことになります…。





業界ブログの Heat Vision が伝えた最新の情報によれば、ダニー・ボイル監督の傑作「スラムドッグ$ミリオネア」(2008年)で、デーヴ・パテルが演じた主人公のジャマールを取り調べる警部に扮した、インド出身のイルファン・カーンが、マーク・ウェブ監督の新生「スパイダーマン」の出演交渉を行っている…!!とのことで、イルファン・カーンの演じる役どころは、人体実験に志願した結果、プロト・ゴブリンというモンスターに変身してしまうことになる科学者の研究助手のヴァン・アターというキャラクターだそうです。

このニュースが…、まぁ、事実であるのは、ほぼ間違いありませんが、同コミックヒーロー映画には、最新出演作の「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part I」が大ヒット中のリス・エヴァンスの演じる悪役リザードの登場が、すでに決定しているだけに、どうやら、アンドリュー・ガーフィールドのピーター・パーカーは、スパイダーマンになったばかりだと言うのに、いきなり、ふたりの悪役と同時に戦わなければならないことになりそうです…!!
また、 Heat Vision によれば、そのモンスターになってしまうイルファン・カーンの妻として、「10日間で男を上手にフル方法」(2003年)や、「ウエディング宣言」(2005年)といった作品に出演していたほか、テレビシリーズ「ロー&オーダー」でも知られるアニー・パリッセ(写真右→)が出演する見込みであるほか、主人公のピーター・パーカーの両親として、キャンベル・スコット(「ラブソングができるまで」2007年)と、ジュリアンヌ・ニコルソン(「愛についてのキンゼイ・レポート」2004年)が登場することになるようです(共に写真下↓)。



マーク・ウェブ監督は、アンドリュー・ガーフィールドの子ども時代を演じる子役をキャスティングしているので、サム・ライミ監督のオリジナル・トリロジーとは異なり、映画の冒頭でピーター・パーカーの幼い頃の様子が描かれる可能性が高いのですが(もちろん、回想シーンかもしれませんが…)、そうした主人公のバックグラウンドを物語るのに加えて、ふたりの悪役が登場するとなれば、新しい「スパイダーマン」シリーズは第1作めから、かなり内容が充実…と言うか、前述の「スパイダーマン3」のように、詰め込みすぎになってしまう恐れがあります…。
CIAリーダーのみなさんは、アンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマンがいきなり、ふたりの悪役と対決するらしいことをどのように思われたでしょう…?!


エマ・ストーンが演じるヒロインの役割りのエピソードも当然、描かなければならない、新しい「スパイダーマン」は、近日中にロサンゼルスでクランクインするスケジュールが組まれており、全米公開は2012年7月3日の予定です…!!





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