3D映画としてのリバイバル上映や、Blu-ray の発売で人気が再燃しているディズニーの名作アニメ「美女と野獣」(1991年)と、一見、見間違えてしまいそうですが…ッ！！








ディズニーのお城のロゴとよく似たデザインをシンボルにしているタイの怪しいアニメ製作プロダクション、GM トゥーンズが製作した、同社オリジナルのアニメ映画「美女と野獣」の動画なのですが…、このパチもんを紹介してくれた Slashfilm のジェルマン・ルシエが指摘してくれているように、「美女と野獣」のお話そのものは、フランスの古い民話で、最初に本に書かれたのは1740年だそうですから、著作権フリーのパブリック・ドメインとして、確かに誰でも映画化してよいのかもしれません。しかし、ここまで徹頭徹尾、ディズニーの名作アニメと同じに作るのはいかがなものか…？！と、これをオマージュと思う人はいないはずです…。

他人の作った映画を勝手にコピーして、海賊版を販売するのは、今や、懲役刑の重罪ですが、だからと言って、こうして、そっくり同じものを新たに自分たちで作ってよいとも限りませんよね…。
「ビー・カインド・リワインド(僕らのミライへ逆回転)」(2008年)のジャック・ブラックのように、あまりのド下手ゆえの似て非なる愛嬌があれば、よかったんですけれど…！！
CIAリーダーのみなさんは、このタイ製のトムヤム「美女と野獣」？！を観て、どのように思われたでしょう…？！






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