スチームパンク・アイアンマンは盗作のリサイクル・キャラだった!!、マーベルのコスプレ・コンテストで優勝したアイアンマンの正体は鋼鉄ではなく、ブリキの木こりのティンマン!!
by
Billy
2010年10月15日金曜日
かわいそうなブリキ男の木こりが身体を紅く塗られ、アイアンマンにバケさせられていました…!!
ちょっぴり残念な続報です…。今週の火曜日(10月12日)に、スーパーグレートで超カッコいいと紹介したスチームパンク・アイアンマンが、Bleeding Cool によれば“盗作”だったと発覚しました…!!
先の週末(8日~10日)に行われたニューヨーク・コミック・コンのイベントとして、マーベル・コミックスが主催したコスプレ・コンテストで優勝したスチームパンク・アイアンマンの元の出どころは、ホワイトストーン・モーション・ピクチャーズという、インディーズ映画のプロダクションが製作した短編作品「ハートレス」に登場するキャラクターを改変したもので、その正体は鋼鉄のヒーローではなく、ブリキの木こりでした…!!
全編を丸ごと(約23分)、下 ↓ にアタッチした同ショートフィルムは、“Heartless”=心がない…という題名とキャラの設定からして容易に察せられるように、ライマン・フランク・ボームの古典ファンタジー「オズの魔法使い」シリーズの一冊である「オズのブリキの木樵り」を映画化したもので、そもそも人間だった木こりが、なぜ、ブリキ男になってしまったのか?!、呪われた経緯の悲恋のストーリーが語られています。
自らカメラマンもつとめている、大変、才能豊かなブランドン・マコーミック監督の本作のために、ブリキの木こりをデザインしたのは、ビル・ジョンソンさんという人で、そのビルさんを手伝って、コスチュームの製作に協力し、「ハートレス」のアート・ディレクターをつとめたマット・シルバという人が、スチームパンク・アイアンマンに扮して、マーベルを欺き?!、優勝を果たした問題の人物です。
自分がデザインした「オズの魔法使い」のブリキの木こりが、何の断りもなく持ち出され、赤々と塗られて、ニューヨーク・コミック・コンにスチームパンク・アイアンマンとして登場し、コスプレ・コンテストに優勝したのを知ったビルさんは、元アシスタントの裏切りに怒りと落胆を露わにして、もう人が信じられない…といったコメントを発表しています。
で、その自らの師匠であるビルさんの悲痛なコメントに応じた、当のマット・シルバさんのリアクションの言い分をまとめると…、
・自分もブリキの木こりのコスチュームの作者である。
・ブリキの木こりのコスチュームは無断で持ち出したのではなく、映画のプロモーションに利用するため、ビルさんが自分に託していた。
・映画祭めぐりが終わった後、ブリキの木こりは放置されて、言わば不用品となり、壊れてしまっていた。
・なので、ブリキの木こりにもう一度、命を吹き込むつもりで、アイアンマンに改造した…。
…とのことで、ブリキの木こりの複製を新たに作って、アイアンマンにするのではなく、ビルさんが当然、想い入れの深いオリジナルのブリキの木こりをシェルヘッドにしてしまったのは失敗だった…と述べ、自分の愚かな行為を許してほしい…と陳謝しています。それで最終的にどうなったか?!と言うと…、
ビルさんとマットさんの本人同士が話し合い、理解をしあえたようで、ビルさんはマットさんの言う、ブリキの木こりコスチュームを無断で持ち出したのではない…という経緯が事実であるのを認めると共に、デザインの作者を自分ひとりに特定するのが困難であることも承知してくれました。
そして、もう二度と無断でこんなことはしないでほしい…と釘をさしたうえで、ブリキの木こりをスチームパンク・アイアンマンに変身させたのは、マットさんの中の純粋な子どもの心がそうさせたもので、悪気はなかった…と、むしろ、マットさんの肩を持ち、すんだ事はすんだ事として、ともかく、自分たちのデザインと造型が世に認められたのはよかった…!!と思ってくれているようです。
よって、マット・シルバさんの行為は盗作とまで厳しく断じることはできないわけですが、ヒーロー・キャラのコスプレをめぐる、この騒動について、CIAリーダーのみなさんは、どのような感想を持たれたでしょう…?!
ま、ひとつだけ確かに言えることがあるとするならば、例え、その真の姿が心のないブリキの木こりであったにせよ、スチームパンク・アイアンマンはスチームパンク・アイアンマンとして、やっぱり、いまだにカッコいい…!!ということかもしれませんね。
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