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ポストパンクのバンド、ジョイ・ディヴィジョンのボーカル、イアン・カーティスの生涯を描いた「コントロール」(2007年)で高い評価を得たオランダの映画監督アントン・コービンが、2004年に他界したイギリス人の詩人で作家マーティン・ブースの代表作「影なき紳士」を、ジョージ・クルーニー主演で映画化した最新作「アメリカン」が初公開した予告編です…!!




文藝春秋が出版する原作の邦訳本を紹介した「BOOK」データベースによれば…、
“畳の坂道が曲りくねり、小さな広場には苔むした噴水、いかにも置き忘れられた中世の町。
そこにイギリス人らしき紳士がひっそりと住んでいる。蝶の絵を描くと言ってスケッチブックを持ち歩いているが、それが男のほんとうの姿なのだろうか…。
闇の世界からきた静かな男をめぐる詩のようなミステリー。”
…とのことで、ゾンビ映画「28週後…」(2007年)の脚本家ローワン・ジョフィが映画用に改めた物語では、原作のイギリス人はどうやら、ジョージ・クルーニーの“アメリカン”に変えられたようですね。


で、その映画の物語として、本作でジョージ・クルーニーが演じているのは、自分の仕事にこだわりを持ち、けして、背後への注意を怠らない、百発百中のプロの殺し屋のアメリカ人、ジャック。
しかし、スウェーデンで請け負った仕事にしくじり、恋人を死なせてしまったジャックは、自分の腕が鈍った老いを覚り、足を洗うことを決める。そして、雇い主のラリーに、次の仕事を最後に引退させてくれと申し出たジャックが請け負ったのは、殺しではなく、イタリアの田舎に赴き、ベルギー人の女殺し屋マチルダのために、絶対に狙いをはずさない精巧な銃を組み立てることだった。
が、牧歌的な村の空気にほだされたジャックは、洞察の深い地元の牧師ベネデットとの間に思いがけず友情を育んだばかりか、村の女性クララと恋に落ち、自らも常に命を狙われる立場のプロの殺し屋として張り詰めてきた警戒の糸を緩めてしまう…。
果たして、ジャックは欺かれ、罠に落ちてしまったのか?!、彼の命を狙う真の暗殺者とは誰なのか…?!


ジョージー・クルーニーが老いた殺し屋を哀愁たっぷりに演じている、ちょっと渋い大人向けのスリラー映画「アメリカン」は、本作を製作したフォーカス・フィーチャーズの配給により、9月1日から全米公開の予定です…!!



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