ネオ東京ではなく、ニューマンハッタンを舞台に、金田のバイクが、ついに来年2011年にスクリーンを駆け抜けることになりました…！！、でかしたぞッ！！、レオナルド・ディカプリオ…！！ →
ニューヨーク・マガジンのカルチャー・ブログ Vulture がスクープした特ダネによれば、デンゼル・ワシントン主演の近未来アポカリプス・ウエスタン「ブック・オブ・イーライ」(6月19日公開)を、ワーナー・ブラザースで製作し、全米で大ヒットさせたヒューズ兄弟監督が、大友克洋のカルトコミック「AKIRA/アキラ」を実写映画化するハリウッド版超大作の監督に内定し、近日中にもプロデューサーのレオナルド・ディカプリオとワーナー・ブラザースから正式発表されることになるだろう…！！とのことです。
ワーナー・ブラザースが、昨日、お伝えした、仕切りなおしの「スーパーマン」シリーズや、「バットマン」シリーズと並んで、同社の抱える最も重要なプロジェクトと位置づけている「AKIRA/アキラ」の映画化は、自他ともにアニオタと認めるレオナルド・ディカプリオが製作総指揮をつとめ、本来ならば昨2009年夏に公開されているはずでしたが、当初、監督に起用されたアイルランド人のCMディレクター、ルアイリ・ロビンソンのもとでプロジェクトがうまく進まず、同監督が降板(更迭？)された昨2009年6月には“ハリウッド版「アキラ」製作中止！！”の誤報まで伝えられてしまいました。
しかし、その後、近未来SF映画の大傑作中の大傑作の絶対必見映画「チルドレン・オブ・メン」(2006年)のシナリオを手がけた脚本家コンビのマーク・ファーガスとホーク・オストビーのチーム「アイアンマン」が、「AKIRA/アキラ」の救済に乗り出したことで光明が差し、後任の監督人事に期待が寄せられていました。
そうして、新たに「AKIRA/アキラ」の監督に内定したのが、ヒューズ兄弟監督だったわけですが、ジョニー・デップが主演した切り裂きジャック映画「フロム・ヘル」(2001年)で有名な彼らは、出世作となった「ポケットいっぱいの涙」(1993年)では、ブラック・コミュニティーの過酷な現実を尖った暴力で表現していたので、そういう点においては、ネオ東京あらためニューマンハッタンの暴走族たちを描くのに適した人選だと言えるのかもしれません。
それにしても、おもしろいのは、言わば、「ブック・オブ・イーライ」の成功でヒューズ兄弟監督は、ワーナー・ブラザースに認められて、同社の勝負映画「AKIRA/アキラ」のメガホンを託されることになったわけですが、そのキッカケの「ブック・オブ・イーライ」の脚本を執筆したのは、最初に「AKIRA/アキラ」のシナリオを任されて執筆した結果、これじゃあ、ダメだよ…ッ！！と没にされ、プロジェクトを暗礁に乗り上げさせたことでクビになったゲイリー・ウィッタ！！
ゲーム雑誌 PC Gamer の元編集長ゲイリー・ウィッタとしては、果たして、自分にはシナリオライターとして才能があるのか、ないのか？！、少し悩んでしまいそうな展開ですが、こうした人のつながりの点も線となって、ヒューズ兄弟監督に「AKIRA/アキラ」はたどり着いたのかもしれません。
Vulture によれば、ワーナー・ブラザースはすでに伝えられているように、ハリウッド実写版「AKIRA/アキラ」を、Part1＆2の2部作として構想しており、第1弾を来年2011年中の公開を目指しているそうなので、もし、その報道にまちがいがなければ、「AKIRA/アキラ」のバイクにエンジンがかかるのは、もう間もなくとなりそうです…！！
2年前の2008年から、このプロジェクトをフォローしてくれているみなさんにとっては、続報が待ち遠しいですね…！！、ヒューズ兄弟がハリウッド版「AKIRA/アキラ」の監督に適任か、どうか？！、意見がある方はコメントで、他の人に伝えてください。
大友克洋の「アキラ」を映画化するディカプリオに強力な助っ人ッ！！、傑作SF「トゥモロー・ワールド」の脚本チームが「アキラ」に着手ッ！！(09.09.08)
【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと！！
Search in CIA
Popular Posts
Old CIA
