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トゥームレイダー

今年初めにお知らせした、ララ・クロフトの新たな冒険の続報です…!!


同名の人気ゲームを映画化したアンジェリーナ・ジョリー主演の大ヒット・シリーズ「トゥームレイダー」の権利が、パラマウント映画からワーナー・ブラザースに移り、ワーナー・ブラザース版の新「トゥームレイダー」の映画製作がスタートするというニュースを今年1月末にお届けしました。
その新「トゥームレイダー」の製作をワーナー・ブラザースから委託されているプロデューサーのダン・リンが、自らの最新作となる「ターミネーター4/サルベーション」(6月13日公開)のプレス・イベントで明らかにしたところによれば、最新作はアンジェリーナ・ジョリー版の前日譚のプリクエールとして、ヒロインのララ・クロフトがどうして冒険家のトレジャー・ハンターになったのか?!、その起源を描くオリジン・ストーリーになる予定だとのことです。
よって、「トゥームレイダー」第1作め(2001年)の製作当時は25歳だったアンジェリーナ・ジョリーよりも若い女優が新作では起用される方向で、10代の少女のララ・クロフトが登場する可能性が高そうです。
プロデューサーのダン・リンは、アンジェリーナ・ジョリーが主演した2本の「トゥームレイダー」の映画や、オリジナルのゲームは“主にアクションにだけ重点が置かれていて、キャラクターがあまり描かれていなかった…”という点を指摘し、“新作では「ターミネーター4/サルベーション」のように、キャラクターを中心に据えたアクション映画を目指す…”とのことで、“前2作よりも現実的な作品に仕上がるだろう…”と述べています。
主人公が少女??ということであれば、新ララ・クロフトとしてウワサのデマにあげられていたミーガン・フォックスの抜擢はまず無さそうで、それはよいとしても、アクション映画としてトーンダウンしてしまいそうなのが気になるところです…。
ダン・リンは前述のように、新「トゥームレイダー」のお手本として、「ターミネーター4」をあげていますが、連日、当ブログを読んでくださっている方はご承知の通り、興行的にもつまずいている「T4」は失敗作として見なされています…。
その失敗の原因は様々に議論されているのですが、意見のひとつとして、「T4」の作り手たちは「ターミネーター」シリーズの主人公はターミネーターだ…という単純なことがわからなかった…という指摘があります。
つまり、「ターミネーター」シリーズは、機械として感情を見せずに執念深く、ひたすら襲ってくる悪役のターミネーターの恐ろしさが第一の見どころであり、けして、それに立ち向かうジョン・コナーは主人公ではない…という意見です。
そのように、「T4」は描くべきキャラクターのツボを間違えた…と言われているので、その間違えた張本人が、新「トゥームレイダー」もキャラクター重視で少女に…というのは、少し不安が感じられそうです。
果たして、闘う少女ヒロインの「トゥームレイダー」が成功するのか?!、下手すると、ディズニーの青春ティーン・ドラマのようになってしまうかも…?!
新「トゥームレイダー」がどう発展するのか?!、今後も要チェックです…!!





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