************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


第6位(15) 「セイント・ヴィンセント」(1,300万ドル)
       $8,058,000-(2,282館/$3,531)-$9,189,000


セイント・ヴィンセント予告編



映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での評論家の支持率 76 % に対し、観客の支持率は 83 %
レビューのとりまとめサイト Metacritic でのスコアは 64 /100ポイント

インディーズ映画のプロデュースや、ショート・フィルムの習作で、映画作りの経験を積んだセオドア・メルフィが初めて、長編の商業映画のメガホンをとった監督デビューのドラメディ。同新人監督が、2011年に発表し、映画化すれば成功して、黒字になる可能性の高い優れたシナリオを集めた業界内目録の “ ブラック・リスト ” の同年版に収められたオリジナル・シナリオを、自らの手で映画化することができた「セイント・ヴィンセント」のお話は…、


大酒呑みで、ギャンブル好きのどうしようもないロクデナシの退役軍人のヴィンセントが毎日、ダラダラと暮らす隣家に、離婚して、シングルマザーになったばかりのマギーが引っ越してきたことから、女手ひとつでは息子の面倒を見切れない隣人の頼みを聞き入れ、ヴィンセントが12歳のオリヴァーの子守りをつとめることになるのですが、とうてい、子どものお手本にはならない大人だけに、小学生には不適切なことばかりを教えてしまい…といった困った展開から、いい歳をして大人気の無いヴィンセントと、文字通りに子どものオリヴァーとの間に絆が芽生え、思いがけず、ふたりが一緒に成長していく様が描かれる…。


…といった次第で、自分のイメージにピタリと合った主人公のヴィンセントに扮した当たり役の名演技により、来春の第87回アカデミー賞の最優秀主演男優賞にノミネートが、もはや確定!!と言われているビル・マーレイのお相手の恋人役として、ナオミ・ワッツ(↓ 写真)がロシア人の妊婦のストリッパーを演じ、ユニークなロシアなまりを披露して、これまでとは違う一面を魅せてくれているのも見どころのほか、隣人のシングルマザーのマギーは、「ブライズメイズ」(2011年)や、「ザ・ヒート」(2013年)といったコメディ映画の大ヒットで知られる、全米で今、最もおもしろい女優のメリッサ・マッカーシー(↓ 写真)ですから、必ず笑えることは間違いないですね…!!


ナオミ・ワッツがイメチェンに挑んだ、妙なロシアなまりのストリッパーの登場シーン!!













【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA