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2016年9月22日木曜日

Pacific Rim: ギレルモ・デル・トロ監督の大怪獣 VS. 巨大ロボットの続篇とは似て非なる新しい「パシフィック・リム 2」が、アジア人のヒロインを中国映画界から起用したことを発表!!


当初の予定では、昨2015年の11月に撮影を始めるはずだったのが、ちょうど1年遅れの今秋11月に、オーストラリアでクランクインするハメになった「パシフィック・リム 2」は、題名こそ「パシフィック・リム 2」だけれど、きっと「パシフィック・リム 2」ではないだろう…というのは、「パシフィック・リム」ファンの方はもう承知していらっしゃるかと思いますが、その新しい「パシフィック・リム2」が待望のアジア人のヒロインの起用を発表しましたが、残念ながら、やっぱり、菊地凛子ちゃんの名前は聞かれませんでした…。




ギレルモ・デル・トロ監督とザック・ペン(「X-Men: ザ・ラスト・スタンド」2006年)が共同で完成した「パシフィック・リム 2 : メイルストロム」のシナリオの内容が、いったい、どの程度、残っているのか?!はわかりませんが、ジェンとクリス・プラットが初共演した話題のSF大作「パッセンジャーズ」(12月21日全米公開)の脚本家ジョン・スペイツと、「ジュラシック・ワールド」(2015年)の脚本家デレク・コノリーとが執筆したシナリオをもとに、ギレルモ・デル・トロ監督ではなく、マーベルのTVシリーズ「デアデビル」シーズン 1 のクリエイター、スティーヴン・S・デナイトがメガホンをとる新しい「パシフィック・リム 2」が、中国映画界から景甜=ジン・ティエンを起用したことをプレス発表しました…!!


前作の第1弾(2013年)が各国の公開で苦戦するも、中国ではヒットしたことや、シリーズを製作するレジェンダリー・ピクチャーズが、今年2016年初めに中国のコングロマリット、大連万達グループの傘下に入り、中国資本の映画スタジオに生まれ変わった経緯を踏まえると、中国人の女優が起用されるのは、ごく当たり前の成り行きですが、しかし、ジャッキー・チェンの「ポリス・ストーリー 2013」(2013年)や、「スペシャル ID」(2013年)などに出演していたジン・ティエンは…、


やはり、中華レジェンダリーが、中国映画界の名匠チャン・イーモウ監督を起用し、マット・デイモンを主演に据えて製作した、上 ↑ の写真のトンデモ・アクション大作「ザ・グレート・ウォール」(2017年2月17日全米公開)ばかりか、ギレルモ・デル・トロ監督の「パシフィック・リム 2 : メイルストロム」が製作中止に陥る発端になった問題作?!の「コング: スカル・アイランド」(2017年3月10日全米公開)にも出演しているので、つまり、大連万達グループとは何か特別に、つながりを持ったお気に入りの存在か…?!と勘ぐることもできそうですから、実際のところ、彼女の出番は少なく、あくまでも、スポンサーが出演させろと言うから、出演させた…といった義理のカメオ程度の可能性もあり得るのかもしれません…?!


いずれにしろ、先週末の金曜日(9月16日)にお伝えした新たなヒロインに大抜擢された無名の新人のケイリー・スペニーをはじめ、「スター・ウォーズ」の覚醒トリロジーのフィンこと、ジョン・ボイエガ、そして、「スーサイド・スクワッド」(公開中)のスコット・イーストウッドに、ジン・ティエンといったキャストの顔ぶれが揃ってきた「パシフィック・リム 2」は、冒頭のように、誰もが思っていた続篇ではなさそうですが、だからと言って、本来の「パシフィック・リム 2 : メイルストロム」よりも、つまらないのか…?!とは、まだ何とも言えませんし、前述のように新たに起用された脚本家たちには期待を持てそうですから、「パシフィック・リム 」は、どう生まれ変わるのか…?!にこそ注目して、楽しみにしたほうがよいのかもしれませんね…!!

初メガホンのスティーヴン・S・デナイト監督の新しい「パシフィック・リム 2」は、再来年の2018年の2月23日から全米公開!!、続報をお楽しみに…!!





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