マーティン・スコセッシ監督が自らのライフワークとして、故遠藤周作さんの原作を映画化した宗教スリラー「沈黙」(2016年公開予定)にも注目したいアダム・ドライヴァーが、十字架型のクロスガード・ライトセーバーを振りかざすことになる暗黒の騎士のカイロ・レンは、シスではない!!と、J・J・エイブラムス監督が明確に断言してくれました!!
自分自身の手で作り上げたらしいオリジナルのクロスガード・ライトセーバーをたずさえた暗黒の騎士、カイロ・レンの新しい写真を昨日(8月25日)、披露してくれたイギリスの映画マガジン、エンパイアが、米英で明後日の8月27日(木)に発売する最新号に掲載のJ・J・エイブラムス監督のインタビューの一部を先行して、紹介してくれました!!、その「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」について、J・J・エイブラムス監督が語ってくれた注目の発言とは…、
“ カイロ・レンは、シスじゃないよ。彼は、最高指導者のスノークの部下なんだ。スノークは、フォースのダーク・サイドの有力な顔役なんだ。 ”…とのことで、かつてのダース・ベイダーにとって代わり、新トリロジーの顔の悪役になりそうな暗黒の騎士のカイロ・レンはシスではなくて、下 ↓ の写真のアンディ・サーキスがモーキャップで演じるCGのキャラクター、スノークこそが、どうやら、真の悪役として、暗黒のフォースの持ち主かもしれない設定を明らかにしてくれました…!!
昨2014年11月末に初公開された「エピソード7」の予告編で、言わばナレーターのような役割として、声だけの出演をしていたアンディ・サーキスが起用された新キャラクターのスノークが…、
“ 最高指導者 ” であることは、アニー・リーボヴィッツが撮影した、上 ↑ の写真がリリースされた今年5月末の時点で知らされていたものの、ただし、何についての最高指導者なのか…?!といった詳細は紹介されていませんでした。
しかしながら、これでようやく、スノークこそが、かつて “ ニュー・オーダー ” を掲げていた帝国に代わる “ ザ・ファースト・オーダー ” の君主であるらしいことが確認できた次第ですが、その新しい組織について、J・J・エイブラムス監督は…、
“ もしも、ナチの残党がみな、南米のアルゼンチンに逃げ延びて、再び結託し、組織として活動を始めていたら、どんなことになっていたんだろう…?!という会話から、すべてが始まったんだ。 ”…とのことで、そもそも、ダース・ベイダーのヘルメットのデザインをはじめ、帝国軍のイメージの下敷きとして、ナチの要素が採り入れられていたことを引き継いだようで…、
“ そこから何が生まれることになるのか?!、帝国を崇拝する集団として、ザ・ファースト・オーダーは存在し得ただろうか?!、帝国は、その果たすべき仕事をやり終えていないと見なされるのか?!、そして、ベイダー卿は、殉教者に祭り上げられるのか?!、果たされなかったことを、あらためて見直す必要があるのか?! ”…と語り、「エピソード6 ジェダイの帰還」(1983年)で、ふたつめのデス・スターと皇帝のパルパティーンを失い、覇権が崩壊した帝国の果たし切れなかった野望を達成するために、その崇拝者らしき者たちが集い、帝国の再興を願って、新たに “ ザ・ファースト・オーダー ” が立ち上げられるに到ったらしいことを語ってくれました…!!
さて、「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」のネオナチのような悪の側の設定が、かなり見えてきた感じのするJ・J・エイブラムス監督の発言ですが、アンディ・サーキスのスノークは、いったい、どのような姿をしているのか…?!、カイロ・レンはシスでないにしても、「エピソード7」のテーマが “ フォースの覚醒 ” だけに、いずれ、その力を身に着ける展開もあり得るのか…?!など、さらに様々な疑問も湧いてきたかと思います。果たして、J・J・エイブラムス監督は、この他にも、どのようなことを語ってくれたのか…?!、続報を楽しみにしておきましょう…!!
新情報が伝えられるたびに、見どころが増してしまうサーガの新トリロジーの第1弾「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」は、今年末12月18日に全世界で一斉にロードショー公開です…!!
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