「プロジェクト・アルマナック」としては、これが初公開の最初の予告編になりますが、「ウェルカム・トゥ・イェスタディ」というタイトルで、すでに予告編をご覧になった方にとっては、約11ヵ月ぶりの…ですから、ほぼ約1年ぶりにリリースされた第2弾の新しい予告編ということになりますね…!!
冒頭のように、本来であれば、「ウェルカム・トゥ・イェスタディ」というタイトルで、今春2月28日に全米公開するはずだった低予算のSFスリラー映画の封切りを見合わせて、題名を直訳すると “ 暦計画 ” の「プロジェクト・アルマナック」に変更したパラマウント映画が仕切り直しでリリースした、いずれにしろ新しい予告編です…!!
そのように公開が延期されて、オクラ入り?!の挙げ句、題名も変わった…となれば、あまり良い印象を持たない映画ファンの方も多いかと思いますが、反対に、映画の内容が思いがけず良かったことから、安易に封切ってしまっては、もったいない…!!とばかりに、宣伝の目論見を含め公開プランを見直すために封切りを一時保留するという、うれしい誤算の場合もあり得ます。この元「ウェルカム・トゥ・イェスタディ」の「プロジェクト・アルマナック」については、
その後者のケースにあたり、今春の公開に向けて行ったテスト試写での観客のおもしろかった…!!という反応が予想以上に大きすぎたことから、今一度、映画の価値を見直すことにしたパラマント映画が、本作のプロデューサーとは言え、名ばかりだったマイケル・ベイ監督の指示を仰ぐべく、同監督が今夏の大ヒット作「トランスフォーマー: エイジ・オブ・エクスティンクション」を完成し、やはり、仕掛け人をつとめた今夏の大ヒット作「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の公開準備を整えるのを待つために、あえて、封切りを取り止めることにした前向きな理由が公開延期の事情となっています…!!
そうした公開プランの見直しによって、映画の観客の主なターゲットである若年層へのアピールを強めるため、その市場をガッチリと押さえている MTV とコラボし、MTV 発の映画として封切られることになった「プロジェクト・アルマナック」は、新人脚本家コンビのジェイソン・パガンとアンドリュー・スタークが執筆したオリジナル・シナリオを、やはり、新人のディーン・イスラエライト監督が映画化したタイム・トラベルねたのSFスリラー映画ですが、同新人監督は、前述の「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」と「テキサス・チェーンソー ビギニング」(2006年)とで、マイケル・ベイ監督とチームを組んでいるジョナサン・リーベスマン監督の親戚で、いとこなので、どうして、爆発大将のプロダクションのプラチナム・デューンズが、この映画を製作したのか?!という経緯や、新人ばかりが集まって作った映画なのに、評価が高い背景も想像できそうかもしれません…?!、で、肝心の映画のお話の内容はと言えば…、
予告編をご覧になれば、特に説明はいらないかと思われますが、サーフィン映画「チェイシング・マーヴェリックス」(2012年)でも主演だったジョニー・ウェストン扮する主人公のデイビッドが、亡き父の遺したビデオカメラに収められていた自分の7歳の時のバースデーパーティーの映像に、なんとッ!!、現在の自分の姿が映っていた…ッ!!という、あり得ない発見をしたのをキッカケに、実は亡父がタイムマシンを開発していたことを知ったデイビッドと仲間たちが、それを組み立て、イタズラに過去と現在とを行き来したことで、いわゆる “ バタフライ・エフェクト ” によって歴史が書き変えられる不都合の波紋が生じ、やがて、抜き差しのならない事態に陥っていくわけですが…、
この特殊な能力を手に入れたことで、浮かれて、調子に乗った若者たちがエスカレートした挙げ句、破滅に向かっていく…という物語の要点は、記事の見出しで示したように、やはり、新人のジョシュ・トランク監督が、デイン・デハーンを主演に起用したサイキック映画の傑作(2012年)と、かなり似ていることから、第2の「クロニクル」として、カルト的に人気が拡がることを、パラマウント映画は、この「ウェルカム・トゥ・イェスタディ」に期待している次第です…!!
さて、テスト試写で極めて高評価だった観客の生の声を受けて、当初の今春公開をキャンセルし、約1年間も延期をした来年2015年1月30日全米公開に改められた「プロジェクト・アルマナック」は、タイム・トラベル版の「クロニクル」として、支持を集めることができるのか…?!、CIAリーダーの「クロニクル」ファンのみなさんは、第2弾だけど初公開の新しい予告編をご覧になって、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!
A brilliant high school student and his friends uncover blueprints for a mysterious device with limitless potential, inadvertently putting lives in danger.
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