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2014年7月3日木曜日

Dawn of the Planet of the Apes:「猿の惑星」シリーズ第2弾「ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」のプリクエールとして、前作の結末から人間文明崩壊の終末世界に到るまでの10年間の空白を物語ったシリアスで、クォリティの高い3部作のショート・フィルム!!


昨2013年の夏は、ジェームズ・ワン監督の怖すぎるホラー映画「ザ・カンジュアリング」とタイアップして、ホラー・ショートフィルムのアンソロジーを製作したニュース・カルチャー・サイトの VICE が、今夏は20世紀FOX の「猿の惑星」シリーズ第2弾「ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」とコラボしたショートフィルムのトリロジー「ビフォー・ドーン・オブ・ジ・エイプス」を、ぜひ、ご覧ください…!!、前作「ライズ・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」(2011年)で、ジェームズ・フランコ扮する研究者のウィルがアルツハイマーの治療薬として開発し、人間と猿の霊長類の能力を飛躍的に向上させることに成功はしたものの、人間にのみ、やがて致命的なダメージの副作用を生じる…





…といった皮肉な新薬のウイルス H7N9 が、天才猿のシーザーによって拡散され、“ シミアン・フル ” として、まん延した世界では、どのような出来事があったのか…?!、続編の最新作「ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」のプリクエールとして、パンデミックの1年後、5年後、そして、10年後を描いた、以下 ↓ の各ショートフィルムには、例によって、日本語の字幕はありませんが、それぞれの作品が、「猿の惑星」と切り離して、独自のオリジナル短編映画として観たとしても納得ができるほど、近未来の終末世界のトーンを描き出すことに絶妙に成功した、クォリティの高い、充実の出来栄えとなっていますし、ご覧になれば、それで充分に内容は理解できると思います…!!、また、前日譚なので、もちろんですが、続編映画でゲイリー・オールドマンが演じるドレイファスの猿への憎悪の気持ちや、ジェイソン・クラーク(「ターミネーター: ジェネシス」2015年7月1日全米公開)扮する人間の主人公マルコムの家族を守ろうとする、ひたむきさが、より理解できる…といった予習の効果も当然、得られそうです…!!




終末世界の1年めクアランティン(隔離): シミアン・フルのまん延」(監督: イザイア・セレット)



シミアン・フルが猛威を振るうパンデミックが勃発し、不幸にも感染したことで、透明の檻に隔離されてしまった母の女性と、日増しに混乱する外の世界で、娘を食べさせるためなら、略奪をも辞さない夫を主人公として、断末魔の家族の絆を描いた美しい作品(約6分)。



終末世界の5年めオール・フォール・ダウン(壊滅): サバイバルの苦闘」(監督: ダニエル・スローン)



シミアン・フルのパンデミックで、多くの人が死に絶え、主を失った家々から、残されたモノを盗み出しては、それらを物々交換することで、どうにか、生き延びている少女のけなげな姿と、猿の台頭の恐怖を暗示した作品(約4分)。



終末世界の10年めザ・ガン: あるショットガンの物語」(監督: ディラン・サウザン&ウィル・ラブレース)



シミアン・フルのパンデミック勃発から、「ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」の終末世界に到るまでの10年間に渡って、ある1丁のショットガンを次々と手にした人たちが辿る運命を描いた作品(約10分)。

…と、以上のように、副産物のショートフィルムまで、クォリティが高い本格志向の「猿の惑星」シリーズの第2弾「ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」は、ついに来週末の7月11日から全米公開!!、映画本編のメガホンをとったのは、クロエ・モレッツちゃん主演の美少女ヴァンパイア映画「レット・ミー・イン」(2010年)で、高い評価を集めたマット・リーヴス監督です…!!


A growing nation of genetically evolved apes led by Caesar is threatened by a band of human survivors of the devastating virus unleashed a decade earlier. They reach a fragile peace, but it proves short-lived, as both sides are brought to the brink of a war that will determine who will emerge as Earth’s dominant species.







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