セス・ローゲンとコンビを組んで、北朝鮮に乗り込み、最高指導者の金正恩氏の暗殺を試みるアクション・コメディの最新主演作「ジ・インタビュー」(10月10日全米公開)が波乱の話題を呼んでいるジェームズ・フランコが、無名時代からの親友スコット・ヘイズを主演に起用して、「ノーカントリー・フォー・オールドメン」(2007年)の原作者として知られるコーマック・マッカーシーが1973年に発表した同名小説を映画化したバイオレンス・スリラー映画「チャイルド・オブ・ゴッド」の予告編です…!!
コーマック・マッカーシーの原作小説「チャイルド・オブ・ゴッド」の邦訳本を出版する早川書房の紹介によれば…、
“ 1960年代のテネシー。孤独で暴力的な若者レスター・バラードは、凄惨な連続殺人に手を染める。ピュリッツァー賞受賞作家が1973年に著した、死と暴力と性に彩られた問題作がついに邦訳!
レスター・バラード。暴力的な性向を持った彼は、家族を失い、家を失い、テネシーの山中で暮らしはじめる。次第に社会とのつながりさえ失われていくなか、彼は凄惨な犯罪に手を染める。
ピュリッツァー賞を受賞したアメリカの巨匠が、極限的な孤独と闇を、詩情あふれる端整な筆致で描き上げた傑作。”
…とのことで、実際の映画本編は、ご覧の予告編よりも、より残酷で不気味なスリラー映画に仕上げられているそうですから、どうして、ひとの尊厳を踏みにじるような凶行におよばなければならないのか…?!、とらえどころのない心の闇を覗いてみたい方には、お薦めの作品かもしれませんし、スコット・ヘイズの狂気に駆られた迫真の演技は、まさに一見の価値がありそうです。
ジェームズ・フランコ自身も、本職の俳優として、チラと出てくる「チャイルド・オブ・ゴッド」は、北米で今夏8月1日から限定公開で封切り!!、共演者は、「インクレディブル・ハルク」(2008年)で、エドワード・ノートンのハルクを助ける協力者を演じていたティム・ブレイク・ネルソンのほか、ジェームズ・フランコの劇映画の監督作品としては前作となる「アズ・アイ・レイ・ダイング」(2013年)に引き続き、コラボしたジム・パラック(TVシリーズ「トゥルーブラッド」)といった顔ぶれです…!!
Rootless and unstable, Ballard makes a disastrous attempt to exist outside the social order. As his reclusive tendencies become more extreme, he falls deeper into crime and degradation.
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