もう5年も前のことになりますが、ポン・ジュノ監督のモンスター映画「グエムル」(2006年)のハリウッド版リメイク映画の監督に抜擢された気鋭のCMディレクター!!として、2008年に紹介したフレデリック・ボンド監督が、そのリメイク版「グエムル」ではなく、「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラブーフとエヴァン・レイチェル・ウッド(「ザ・レスラー」2008年)を起用して完成した映画監督デビュー作「チャーリー・カントリーマン」の予告編です…!!
シャイア・ラブーフ扮する主人公のチャーリーが、亡き母の夢のお告げを盲目に信じ、ルーマニアのブカレストに飛び立ったところ、飛行機で隣り合わせた男が急死したことから、その男の娘である美女の音楽家ガビと出会い、運命的な恋に落ちることに…!!、しかし、エヴァン・レイチェル・ウッドのガビは、実はマッツ・ミケルセン(テレビシリーズ「ハンニバル」)扮する凶暴なギャングの妻だった…!!
…といった内容の予告編を観るかぎりでは、ちょっと面白そうな「チャーリー・カントリーマン」ですが、今年2013年初めのサンダンス・フィルム・フェスティバルのプレミア上映で、“ 長編映画並みに長~いミュージック・ビデオ…(苦笑)” といった風に、こき下ろされてしまい、退屈な自己満足映画にレッテルづけられたことから、北米では来月11月15日から一部の映画館での限定公開とVODでの配信…という、パッとしない封切られ方になってしまいました…。
ただし、フレデリック・ボンド監督は酷評を受けて、編集をやり直したそうですから、興味を持った方は、その再編集に期待をかけて、ダメもとでご覧になってみてもよいかもしれませんね。共演者として、「ハリポタ」のロンこと、ルパート・グリント、「イングロリアス・バスターズ」(2009年)のティル・シュヴァイガーが出演しているほか、誘拐スリラー「プリズナーズ」が全米で大ヒット中のメリッサ・レオが、シャイア・ラブーフの母ちゃんを演じています…!!
When his late mother appears in a vision and tells him to go to Bucharest, Charlie immediately boards a plane across the Atlantic. But when he meets a fellow passenger, Charlie finds himself with another promise to fulfill. Charlie does so – and falls head over heels in love with Gabi, a beautiful musician.
However, a vicious gangster has already laid claim to Gabi, and has no intention of letting her go. Determined to protect her, Charlie enters into the hallucinatory, Romanian underworld filled with violence and, strangely enough, love.
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