業界メディア THR の取材に応じた、20世紀FOXの製作部門の代表 エマ・ワッツ女史は…、

“リドリー・スコット監督は続編について、大変に意気高揚し、張り切っておられますが、急いて事を仕損じてはいけませんから、私たちはけして焦るわけにはいきません”

…とのように語り、撮影前から封切り日を決めてしまうのではなく、あくまでも映画の準備が整ったのを見計らってから、公開日を決めたいといった内容重視の姿勢を示してくれました…！！

※以下の記事には、「プロメテウス」のネタバレの要素が含まれているので、まだ映画をご覧になっていない方は、その点をご了承のうえ、続きの本文をご覧ください…！！







常連のCIAリーダーのみなさんは、2年前の春（2010年4月24日）の記事で、リドリー・スコット監督が「新・エイリアン」は前後編の2部構成で、2本の映画を作ることになる…と、あらかじめ語っていたのを覚えているはずですから、もしかすると今さら驚きには値せず、当たり前の展開と受けとめられたかもしれませんが、冒頭のように20世紀FOXが今夏の大ヒット作「プロメテウス」の続編映画の製作を正式に決定しました…！！

すでに第1弾の「プロメテウス」をご覧になった方は察しがつくと思いますが、続編の「プロメテウス2」？！は、自分たちが来た場所＝地球に戻るのではなく、彼ら＝神？！のエイリアンがやって来た場所を目指すことになったエリザベスとデヴィッドの探究の旅のその後を描くもので、主演のノオミ・ラパスと、やや難解な行動をとるアンドロイドに扮したミヒャエル・ファスベンダーの続投は決定済みだそうです…！！
ただし、テレビシリーズ「LOST」でも、思わせぶりなネタふりだけで、オチをつけずにドラマを終わったことで、視聴者を7年間も振りまわしただけ…と非難された脚本家のデイモン・リンデロフは…、

続編のシナリオを担当しない見込みだそうで、人類はどこから来たのか？！の答えの真意を描かなかったんだから当然だ！！と、デイモン・リンデロフの降板を歓迎して、ツッコミたい方もいらっしゃるかもしれませんが、第1弾の「プロメテウス」では問題提起にとどめ、ミステリーの答えは続編にとっておく…というのは、前述のように、ハナから2部構成で考えたリドリー・スコット監督の方針ですから、デイモン・リンデロフ降板の理由は、あくまでもHBOでスタートする新テレビシリーズに専念するといったスケジュール上の問題のようです。


その他に続編「プロメテウス2」について、わかっているのは、記事の見出しに掲げたように、製作の20世紀FOXは一応の目標として、2014年か、2015年の全米公開を視野に入れている…といった程度ですが…、となれば、リドリー・スコット監督がもうひとつのSF映画の代表作（1982年）をアップデートする「新・ブレードランナー」は、さらにその先か…となってしまうわけで、レプリカントたちの新世界に期待している方にとっては、ちょっと残念なエイリアン・ユニバースの続行だったかもしれませんね…。
さて、リドリー・スコット監督は、続編「プロメテウス2」？！で、人類誕生の謎と、神？！のエイリアンのエンジニアがどうして、人類を滅ぼそうと考えたのか？！など、すべての答えを明らかにしてくれるでしょうか…？！






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