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2012年7月24日火曜日

Box Office : 7月20日~7月22日の全米映画ボックスオフィスBEST10!!

バットマン完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」が、
映画史上第3位の封切りヒットで初登場第1位 ! !
2D映画に限れば、史上最高額の売上げを記録 ! !


*各数字は、週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。


第1位(初) 「ザ・ダークナイト・ライズス」(2億5,000万ドル)
       $160,887,295-(4,404館/$36,532)-$160,887,295

第2位以下は続きを読むの後です…!!




コロラド州のオーロラで、全米公開日の7月20日に日付けが変わった深夜からスタートしたミッドナイト興業で発生した無差別殺人の銃乱射事件“バットマン・シューティング”でお亡くなりになった被害者と遺族の方々に弔意を表し、喪に服していたワーナー・ブラザースが、バットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」の封切り興業の結果を発表してくれました…!!

映画興業史上第2位(第1位は「トワイライト・サーガ: エクリプス」の4,468館)となる規模の全米4,404館の超拡大公開で、クリス・ノーラン監督のバットマン完結編が集めた金額のオープニング成績は約1億6,088万ドルで、ライバルの「アメイジング・スパイダーマン」が今月7月3日の火曜日から週末にかけての6日間で稼いだ金額のトータルが約1億3,702万ドル(4,318館)だったのと比較すると、ダークナイトはクモ男の頭上をザ・バットで悠々と飛び越したことになりますが、さすがにコミックヒーローが大集合した「アベンジャーズ」には多勢に無勢で?!、同映画の記録した映画興業史上第1位の巨額オープニング成績=約2億743万ドル(4.349館)に迫ることはできませんでした…。

しかしながら、前作「ザ・ダークナイト」(2008年7月公開)が記録した約1億5,841万ドル(4,366館)のオープニング成績を超えて、「ザ・ダークナイト・ライズス」はひとまず、シリーズ最大のスタートを切ることができたのと同時に、その前作と入れ替わりで、やはり、シリーズ完結編だった「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」(2011年7月公開)のオープニング成績=約1億6,918万ドル(4,375館)に次ぐ、歴代封切りヒットの第3位に着けることができました!!
ということは、つまり、第1位「アベンジャーズ」も、第2位「ハリポタと死の秘宝 Part2」も鑑賞料金が割高な3D映画だったことを踏まえて、別に考えると、フツーの映画=2D映画に限っては、「ザ・ダークナイト・ライズス」が、前作の自己ベストを更新して、映画史上最高額のオープニング・ヒットを叩きだしたことになります…!!


ザ・ダークナイト・ライズスTVスポット




ただし、公開前の予想では、「ザ・ダークナイト・ライズス」のオープニング成績は1億7,000万ドルから1億8,000万ドルに到るものと試算されていましたから、実際の結果が1億6,000万ドルをどうにか超えられた程度だったのは、いささか期待ハズレの残念で、前述のバットマン・シューティングの影響により、バットマンの映画を観に行くのは怖い…と、どうやら客足が遠のいてしまったらしいのは否めません…。

なので、本来であれば、「ザ・ダークナイト・ライズス」は「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」を超えて、映画史上第2位の封切り大ヒットになっていたはずでしょうし、約2時間45分という長い上映時間の不利や、3Dと2Dのチケットの差額を考慮すると、「アベンジャーズ」に、けして見劣りしない観客動員をできていた可能性がなくもありませんから、ジョーカー気取りのカン違いバカで変態の愚かな犯罪者にダークナイトのマントを引っ張られてしまったのが、ファンの方としては、本当に悔しくてならないでしょうし、ダークナイトでなくても、せめて、ジョー・ゴードン=レヴィットのR・ジョン・ブレイクが助けに来てくれれば…と、今さらながら切なく、人命の救済を願わずにはいられません…。

どうか、CIAリーダーの映画ファンのみなさんは、映画を観てる途中にバットマン・シューティングで亡くなられた方々の代わりに、「ザ・ダークナイト・ライズス」を終わりまで、しっかりと観届け、クリス・ノーラン監督が仕掛けたなバットマン伝説の “ インセプション ” なフィナーレについて、話し合ってみてください…!!


第2位(1) 「アイス・エイジ4/コンチネンタル・ドリフト」(1億ドル)
       $20,416,978-(3,886館/$5,254)-$88,840,284

第3位(2) 「アメイジング・スパイダーマン」(2億3,000万ドル)
       $10,887,111-(3,753館/$2,901)-$228,611,425

第4位(3) 「テッド」(5,000万ドル)
       $10,011,610-(3,214館/$3,115)-$180,431,425

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第5位(4) 「ブレイブ」(1億8,500万ドル)
       $6,024,987-(2,899館/$2,078)-$208,774,173





第6位(6) 「マジック・マイク」(700万ドル)
       $4,291,432-(2,606館/$1,647)-$101,966,459

第7位(5) 「サベージス」(4,500万ドル)
       $3,398,880-(2,336館/$1,455)-$40,055,075

第8位(7) タイラー・ペリー製作/タイラー・ペリー原作/タイラー・ペリー脚本/タイラー・ ペリー監督/タイラー・ペリー女装のタイラー・ペリーによるタイラー・ペリーのためのタイラー・ペリー新喜劇「タイラー・ペリーのマディア'ズ・ウィットネス・プロテクション」(2,000万ドル)
       $2,253,074-(1,540館/$1,463)-$60,289,622

第9位(9) 「ムーンライズ・キングダム」(1,600万ドル)
       $1,831,471-(895館/$2,046)-$36,087,959

第10位(11) 「トゥ・ローマ・ウィズ・ラブ」(???ドル)
       $1,420,891-(552館/$2,574)-$11,107,993

第11位(10) 「マダガスカル3: ヨーロッパ'ズ・モースト・ウォンテッド」(1億4,500万ドル)
       $1,350,946-(1,261館/$1,071)-$207,626,201

第12位(8) 「ケイティ・ペリー: パート・オブ・ミー」(1,200万ドル)
       $1,148,494-(1,123館/$1,023)-$22,612,706

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《 POINT 》 一般にオープニング成績の約3倍前後が、その映画の最終的な興行成績になる可能性が高い。興行成績の概ね半分が
映画館の取り分となる。よって、オープニング成績から試算したトータルの売り上げを2分の1にして、製作費と比較すれば、その映画の興行的成功の度合いをおおまかに測ることができる。


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