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ロサンゼルスのブレントウッドから、サンフランシスコで発生した事件の現場に急行するのに、バイクで行く…というのは、どだい無理のあるバカバカしい話で、シュワルツェネッガー元知事はスピード違反の危険運転なわけですが、どうしても、「アキラ」のバイク?!に乗ってみたかったのかもしれませんね、それと「マトリックス」のキアヌ・リーヴスにもジェラシーを抱いていたようです…?!









冒頭の約13秒めのところで、有名なテレビキャスターのラリー・キングがなぜか、ゲスト出演?!している、上 ↑ の動画は、先週の木曜日(3月31日)にお伝えした、アーノルド・シュワルツェネッガー元知事の芸能活動復帰の初仕事となる、本人をモデルにしたアニメ「ガバネーター」の予告編です…!!
知事を退任したシュワルツェネッガー63歳が、ロサンゼルス西部のブレントウッドにある自宅の地下に、バットマンのアジトのバット・ケイヴならぬ、アーノルド・ケイヴという秘密基地をこしらえ、天才の少年少女らをアシスタントに、正義のヒーローとして活躍する…!!という、この世間がひねり出したアーノルド・シュワルツェネッガーの愛称を、そのまんま拝借したアニメについては、恐らく大勢の方がバカバカしい…と、少しハナであしらってしまったのでは…?!と想像しますが、予告編の内容は、まさにそのくだらなさを絵に描いた…とでも言った、悪い想像がそのまんま当たったような底抜けパロディみたいな感じです。
しかし、まぁ、こうした、くだらない「ガバネーター」でも、児童向けのアニメや、マンガ本として、テキトーにちまちま、やってるぶんには別にいいんじゃないの…と、大方の方が、ひとまず特に目くじらを立てることもないのだと思いますが、かねてからアナウンスされていた、MIPTV=国際テレビ番組・デジタルコンテンツ見本市で記者会見を行った、アニメの製作者アンディ・ヘイワード氏と、シュワルツェネッガー本人によれば、まずコミックブックとして出版する「ガバネーター」を、全52話を予定のアニメとして、来年2012年後半から放送・配信するほか、再来年2013年前半の全米公開を目標に、長編映画としての製作を進め、一大事業のビジネスに発展させていくそうです…!!、と、つまり、シュワルツェネッガーは片手間にちょっとアニメに関わるのではなく、自分の分身であるガバネーターを、ヒーロー・キャラクターとして、世の中に認知させ、浸透させるべく、本腰を入れる…!!ということです!!


アーノルド・シュワルツェネッガーは芸能活動復帰にあたり、前述のように、すでに63歳である自分の年齢を鑑み、かつてのような肉体派のアクション・スターはもう無理がある…と語っていたので、その言わば、ヒーローである自分の役割をアニメに託す…というのも理解できなくはありませんが、それにしては、それがこの「ガバネーター」ではバカバカしすぎるカン違いですし、年齢的にもう、あまり活躍ができない…と、残された時間が限られているのであれば、なおのこと、シュワルツェネッガーがこんなアニメに自分の時間を割くのは、もったいない気がします…。
けして、メチャクチャつまらないわけではないけれど、シュワルツェネッガーのファンが本当に望んでいた作品ではない「ツインズ」(1988年)や、「ジュニア」(1994年)、「ジングル・オール・ザ・ウェイ」(1996年)といったコメディ路線に血道をあげていくのと、「ガバネーター」の普及に努めるのは大して変わらない行為だと思います。
実写映画での復帰作も近日発表する…と、記者会見で同時に語っていたシュワルツェネッガーですが、先日、ココでお伝えしたように、一緒にブラジルのアマゾンに出かけていたジェームズ・キャメロン監督は、いわゆる潜水艦ゲームを超大作のSF映画「バトル・シップ」(2012年夏公開)にするのは、実にくだらなく、映画の品位を貶める、卑しい行為だ…と、自分は観てもいない同映画を否定するのであれば、どうして、シュワルツェネッガーに、ダジャレのニックネームを映画化するのも同じぐらい、くだらない…と言ってあげないんでしょう…?!


シュワルツェネッガーは、上 ↑ の予告編を観た大勢の人が、すでに「ガバネーター」は、シュワのキャリアの汚点だ…と考え始めてることに気づくべきですが、でも、もうドイツのユア・ファミリー・エンタテインメントが資金投下し、世界配給権を買っているので、プロジェクトは止まりません…。
(via : EW,Deadline)

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