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サンディエゴ・コミック・コンを訪れる来場者は概ね、18歳から34歳の間に含まれ、小さな子どもを連れた家族連れというのは、実際のところ、それほど多く見かけない…と報告されています。そうした実情に照らし合わすと、主催者は、R指定にレイティングされるようなホラー系映画にプロモーションの機会を与えても、そう差しさわりがないと考えられそうです。
しかし、それでもコミックのイベントである以上、子どもは確実にやって来ますから、1978年にジョー・ダンテ監督が発表した同名映画を3Dでリメイクした本作は、その過激な内容が、参加規約に定められたファミリーフレンドリーのガイドラインにふれるとして、コミコンで映像を披露することを許されませんでした。アレクサンドル・アジャ監督にとっては、前作の「ミラーズ」(2008年)に続けて、2度めの追放処分です…!!





…といった事情から、リメイク・ホラーの最新作「ピラニア 3D」を製作・配給するワインスタイン・カンパニー傘下のディメンション・フィルムズが、コミコンの会場の近くにあるシネコン、リーガル・ホートン・プラザを借りて、披露した約9分間もあるプロモーション・リールが盗撮され、丸ごとネットにアゲられしてしまいました…!!
実際の公開される映画の本編がどれぐらいの長さなのか、よくわかりませんが、この手のジャンル映画として、せいぜい1時間半から100分そこそこといったところでしょうから、その10分の1近くが流出してしまったことになります。
本来ならば、ディメンション・フィルムズは即座に、各映画サイトや、動画サイトに対して、この海賊版の盗撮ビデオの削除を申し渡すテイクダウンの処理につとめなければならないはずですが…、


冒頭のように、コミコンで充分にプロモーションできなかった経緯を考慮すると、宣伝のため、このまま放置しておく手もありかもしれません。が、いずれにしろ、非公式のビデオなので、消えてしまったら、それまでです!!
ホラー映画好きのお友だちに知らせたい方は、お早めに…!!
「ジョーズ」(1975年)のリチャード・ドレイファスが出ているあたりが、ちょっとパロディ、それとも、オマージュ?!になっている、アレクサンドル・アジャ監督の「ピラニア 3D」は、8月20日から全米を血の海に染める予定です!!




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