************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


【警告】以下の記事では、「インセプション」の結末にふれ、重大なネタバレが含まれていますので、まだ映画をご覧になっていない方は、絶対に読まないでください!!




クリストファー・ノーラン監督の大ヒットSFアクション・パズラー「インセプション」の衣装を担当したデザイナーのジェフリー・カーランドが、映画衣装の専門サイト Clothes on Film のクリス・ラヴァティのインタビューに応じ、語ったところによれば…、
クリス : 「インセプション」のような映画で、登場人物の衣装には、どの程度、物語の構造が反映されているものなんでしょうか?、例えば、映画の結末で、レオナルド・ディカプリオの主人公コブの子どもたちは、コブが夢で観た記憶の中と同じ服を着ています。これはどう解釈すればいいんですか?
ジェフ : 映画の物語は、登場人物たちによって進行されていくわけですから、それぞれの人物の個性を発展させる衣装デザインの役割に、物語の展開は大きく反映されています。
着こなしや、身につける色など、見た目が映画の感情的なトーンに添うよう、衣装デザイナーは監督や俳優たちと協力し、物語が軌道から逸れていかないよう、手助けをするわけです。
で、さて、もうひとつの質問ですが…、ラストシーンで子どもたちが着ている衣装は、それ以前とは別のものなんですが…、もう一度、よく映画をご覧になってください。

さて、映画の結末は、夢の続きだったのか?!、それとも、コブは現実に帰ってきたのか…?!
ジェフリー・カーランドの“ ラストシーンの子どもたちの衣装は、夢の中の子どもたちの衣装とは違う… ”という、物語の決着を大きく左右するヒントを、CIAリーダーのみなさんはどのように受けとめ、解釈されるでしょう…?!




で、下 ↓ のインフォグラフィックは、ニュージャージー在住の3Dグラフィックのアーティスト、~dehahs さんが「インセプション」の物語のタイムラインを整理し、プロットの構造を図解してくれたものです。
わかりづらい…という人もいる「インセプション」ですが、けして、そうではないことが、クールなデザインで上手に表現されています…!!




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