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オンラインで映画のチケットを販売するファンダンゴの広報、ハリー・メドヴェッド氏によれば、早々と全米公開の6週前から売り出されたワーナー・ブラザース作品「セックス・アンド・ザ・シティ2」のチケットの売れ行きが…、

「日々の売上げのデイリーセールスの約20%を占めていて、『キック・アス』の17%をしのぐ猛烈な勢いで飛ぶように売れています…!!」


…とのことで、従来、こうした熱狂的な前売り券の売れ方が注目されるのは、例えば、6月11日から日本公開の「アイアンマン2」や、「スパイダーマン」シリーズなどのコミックヒーロー映画、また、「スター・トレック」(2009年)のように膨大なマニアに支えられた作品など、ひと言で言えば、アクション映画のブロックバスター・ムービーに特有の現象だったわけですが、それらに劣らない加熱ぶりを「セックス・アンド・ザ・シティ2」が見せているというのは、女性たちの間で同シリーズが、しっかりとイベントムービーになっている…ということですね。
業界メディア THR の取材に応じた大手映画館チェーン、リーガル・シネマズで、マーケティングを受け持つディック・ウェスターリング氏は…、
“女友だちと連れ立って出かける映画鑑賞を含んだ夜遊びの予定で、万一、映画館が満席だったら、どうしよう…?!と心配する彼女たちは、自分たちのイベントを台なしにしないように、あらかじめ映画館の座席を確保しておきたいようです。”
…と語っています。
前作の「セックス・アンド・ザ・シティ」(2008年5月30日公開/製作費6,500万ドル)の興行成績は、国内で約1億5,264万ドルの大ヒットで、それを含めた全世界では約4億1,525万ドルも売り上げました…!!


それ以上の大ヒットが続編の「セックス・アンド・ザ・シティ2」には期待されているわけですが、ひとまず、前売り券の売れ行きは好調としても、都会的に洗練されたセンスが売りの作品の舞台を、あまり“シティ”には見えないアラブ首長国連邦のアブダビに移した展開は吉として、支持されるのでしょうか…?!
下 ↓ の予告編で映し出される砂漠などの中東の風景に、皮肉屋の映画ファンは、「SATC2」が撮影されたモロッコの隣りにあるとされる架空の国で、ウォーレン・ベイティとダスティン・ホフマンがまったくおもしろくないドタバタの珍道中をくり広げた、語り草の大赤字映画「イシュタール」(1987年/製作費の約5500万ドルに対し、たった約1437万ドルしか売り上げられなかった…)を思い出す…!!などと言っているようですが…!!





「セックス・アンド・ザ・シティ2」は、5月25日から全米公開!!、同じく砂漠を舞台にしたディズニー映画のエキゾチック・アドベンチャー超大作「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」と、どちらが先にオアシスの興行ランキング首位にたどり着けるか?!、砂漠映画対決を戦うことになります…!!



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