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ゾンビランド-5

どうしても世界を滅ぼしたいのは、トンデモ映画巨匠ローランド・エメリッヒ監督ではなく、ソニー・ピクチャーズのようです…ッ!!






今朝、新しい予告編をご覧いただいた、世界崩壊の大預言映画「2012」(12月公開)を製作・配給するソニー・ピクチャーズが、同社のもう1本の終末映画「ゾンビランド」の予告編を続けて、初公開しました…!!、何だか、2012年より後の壊滅した地球にはゾンビが繁殖するぞ…ッ!!とでも言いたいのでしょうか…?!
先週の金曜日(12日)に初公開の写真を紹介し、近日中に予告編がリリースされるはずですよ…!!とお約束しておいた「ゾンビランド」は、ゾンビに支配された終末世界を舞台にしたホラー・コメディ映画です。
予告編を観たところ、やはり、ゾンビ・コメディの傑作「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)に、「アイ・アム・レジェンド」(2007年)を足した…といったような、近年のゾンビ映画の成功作の要素を少しずつ散りばめたような感じがします。
それらに加えて、屁タレで逃げ足が早い、情けない主人公の青年コロンバスをジェシー・アイゼンバーグが演じ、映画の舞台のひとつとして遊園地が登場し、「スーパーバッド」(2007年)のエマ・ストーン(↓写真)が演じるウィチタと恋に落ちそうな辺りは、その「スーパーバッド」の監督グレッグ・モットーラがメガホンをとったジェシー・アイゼンバーグ主演の青春恋愛映画「アドベンチャーランド」(2009年)のイメージを連想せざるを得ません…。また、ウディ・ハレルソン扮する怖いもの知らずのタラハシーが、彼の代表作「ナチュラル・ボーン・キラーズ」(1994年)の殺人鬼ミッキーに見えてくるのは言わずもがなですね。
意外性として、おもしろそうなのは、「リトル・ミス・サンシャイン」(2006年)の天才少女子役キット・キトリッジが、どのようにゾンビを殺しまくってくれるのか?!、彼女が初めて観せる残酷ホラー演技がちょっとした見どころかもしれません。
この「ゾンビランド」のメガホンをとったのは、新人のルーベン・フライシャー。
パロディ音楽ビデオ「マット・デイモンとエッチしまくり!!」と、そのアンサー・ソング「ベン・アフレックとカマほりまくり!!」が、YouTube を通じ、全世界で大ウケした、アメリカNBCテレビの人気番組「ジミー・キンメル・ライヴ!」などのディレクターをしていた人で、本作で映画監督デビューを飾ることになります。

ゾンビランド-7

この秋以降、トンデモ映画「2012」と共に、世界の終わりを観せてくれるソニー・ピクチャーズの最新作「ゾンビランド」は、アメリカではハロウィン月のホラー映画シーズン突入となる10月6日から全米公開の予定です!!
ソニー・ピクチャーズ製作の本当におもしろい全米大ヒット映画は、日本ではたいていDVDスルーになってしまい、くだらない作品ほど映画館で封切られるという、映画ファンにはフラストレーションの逆転現象が続いていますが、果たして、この「ゾンビランド」はどういう形で観られるのでしょう…?!




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