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今月10月26日にリリースされる「バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー」の Blu-ray にアタッチされている特典映像です…!!








難病映画の「マスク」(1985年)で観せた演技力と、そのハンサムな面立ちから、将来、ハリウッドを背負う映画スターの候補と目されていたエリック・ストルツが、大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年)の主演に抜擢され、約5週間も撮影が進められたのにもかかわらず、主役のマーティを、マイケル・J・フォックスにとって代わられたのは、映画マニアのCIAリーダーのみなさんは基礎知識として、ご存知のはずです。


果たして、エリック・ストルツのマーティはそんなによくなかったのか?!、ずっと気になっていた、エリック・ストルツ主演の幻の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の映像が、ついに同映画の封切り25周年めにして、初公開されたのですが…、動画の中でロバート・ゼメキス監督が述べているように、確かに映画の本来あるべきユーモラスなタッチと、エリック・ストルツの存在感は噛みあっていなくて、製作総指揮をつとめたスピルバーグ監督も当時、これらの映像を観せられ、撮り直しを求めたロバート・ゼメキス監督の英断に納得した…と語っています。

このように、今さら、エリック・ストルツはダメだった…と、彼が降板するしかなかった話題を掘り起こすのは気の毒な感じもしますが、この一件以後、エリック・ストルツはハリウッドの華やかなショービズのエンタテインメント映画よりは、ストイックな自分のムードにあっているインディーズ映画への出演に力を入れ、クエンティン・タランティーノ監督とコラボして、「キリング・ゾーイ」(1994年)といった傑作を残したり、「パルプ・フィクション」(1994年)にも参加するなど、自分の力量を発揮し、個性的な名優へと成長していったのですから、振り返れば、この「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の失敗は、そうした方向転換の転機となったグッドラックだった!!と、できれば考えてあげてくださいね!!






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