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来週末の土曜日ということは、もう来月の10月に突入した8日に、ニューヨーク・フィルム・フェスティバルで行われる予定のプレミア上映の結果を待たなければ、本来は何とも言えませんが、前評判として、中央のアネット・ベニングが来春の第89回アカデミー賞の最優秀主演女優賞にノミネートされるのは、ほぼ確実ではないか…?!と期待されているばかりか、右のグレタ・ガーウィグ(「フランシス・ハー」2012年)と左のエルたんのうちのどちらか、あるいは、ふたりが同時に最優秀助演女優賞の候補にあげられるのでは…?!とまで言われている話題の映画です…!!







ミュージック・ビデオのディレクターとして、映像作りの才能を発揮する一方、チボ・マットの羽鳥美保さんらとバンドを組んでいたことで、日本の映画ファンには馴染み深い人と言えるかもしれないマイク・ミルズ監督の最新作「トゥウェンティエス・センチュリー・ウィメン」…と、カタカナで書くと長いので、「20世紀の女たち」と書くことにしたドラメディ映画の予告編を、配給のA24が初公開してくれました…!!

ウォルター・キルン著の同名小説を映画化したデビュー作「サムサッカー」(2005年)が高評価をされた後、第2作めの名作「ビギナーズ」(2010年)を公開するまでに約5~6年間を要したマイク・ミルズ監督が、やはり、同等の期間を置いて、ようやく完成した第3作め「20世紀の女たち」は、1979年のカリフォルニア、サンタバーバラを舞台にして…、


女手ひとつで息子ジェイミーを育て上げることにしたアネット・ベニングの果敢な50代半ばのシングル・マザー、ドロシア・フィールズが、折しも80年代を目前にして、時代と文化が移り変わろうとする変革の最中、息子の成長のために、ふたりのユニークな女性たちの助けを借りることに…!!といった次第で、母子の家に部屋を間借りして一緒に暮らす同居人のパンクなピンクヘアーの写真家志望のアーティスト、アビー=グレタ・ガーウィグと、美少女ながら、その見かけによらず大胆な隣家の娘のジュリー=エルたんに翻弄されながら、新人のルーカス・ジェイド・ズーマン君が演じる息子ジェイミーが成長していく姿と母のアネット・ベニングとの絆が描かれることになるようですね!!


1966年生まれということは、映画の物語の舞台の1979年には13歳だったマイク・ミルズ監督が、いまの50歳の自分たちを育ててくれた人たちと時代の両方に捧げる、ちょっと辛辣なラブレターというテーマを掲げ、主人公の母子と周囲の人たちを含めて擬似的な家族と捉えて描いたらしい「20世紀の女たち」の男の出演者の同居人の大工を演じているのは、今春の第88回オスカーの最優秀作品賞受賞作「スポットライト」(2015年)のビリー・クラダップ(↑ 写真)。

エルたんにとっては、ベン・アフレック監督の最新作「リブ・バイ・ナイト」(2017年1月13日全米公開)に加えて、2本めのオスカー候補作の「トゥウェンティエス・センチュリー・ウィメン」は、北米で年末12月25日にメリー・クリスマス限定公開のあと、来年2017年1月20日に全米新春ロード・ショーの予定です…!!

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With 20th Century Women, acclaimed filmmaker Mike Mills (the Academy Award®-winning Beginners) brings us a multilayered, funny, heart-stirring celebration of the complexities of women, family, time, and the connections we search for our whole lives.

Set in Santa Barbara, the film follows Dorothea Fields (Annette Bening), a determined single mother in her mid-50s who is raising her adolescent son, Jamie (newcomer Lucas Jade Zumann, in a breakout performance) at a moment brimming with cultural change and rebellion. Dorothea enlists the help of two younger women in Jamie’s upbringing – via Abbie (Greta Gerwig), a free-spirited punk artist living as a boarder in the Fields’ home, and Julie (Elle Fanning), a savvy and provocative teenage neighbor.

20th Century Women is a poignant love letter to the people who raise us—and the times that form us—as this makeshift family forges fragile connections that will mystify and inspire them through their lives.





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