映画シリーズの最新作「アポカリプス」を、5月27日に全米公開する20世紀FOXが、その同社の看板タイトルの「X-Men」を、ついに実写のテレビドラマ化をする…!!というニュースを、昨2015年秋にお伝えしましたが、同時に進められることになった「ヘルファイア」と「リージョン」という、ふたつの企画のうち、後者を製作する FX が、タイトルロールのリージョンこと、デビッド・ハラー役に、ダン・スティーヴンスを抜擢したほか、メイン・キャストを発表しました!!
テレビ・シリーズ「ダウントン・アビー」で人気を集め、「ザ・ゲスト」(2014年)に主演したほか、「ナイト・アット・ミュージアム 3」(2014年)でも活躍したダン・スティーヴンスが演じる主人公のリージョンこと、デビッド・ハラーは、プロフェッサーX の息子という設定だけに、ジェームズ・マカヴォイの息子?!ということになるわけですが、キャラクターのプロフィールとしては…、
“ 若年期に統合失調症と診断されて以来、正気を取り戻す術を探し続けていたが、まともになるための努力に疲れてしまい、ついには理想の女性に出会ったことで、正気を諦めてしまう。 ”…といった風に紹介されています…!!
そのダン・スティーヴンスのリージョンを取り巻くキャラクターとして、共演者に起用されたのは…、
シットコム「パークス・アンド・レクリエーション」を経て、「ジュラシック・ワールド」(2015年)のコリン・トレボロウ監督が才能を認められた出世作「セーフティー・ノット・ギャランティード」(2012年)や、「ライフ・アフター・ベス」(2014年)などに主演したオーブリー・プラザ(↓ 写真)ですが、彼女が演じるレニーは…、
“ 主人公のデビッドの友人。酒とドラッグにドップリ浸かっている中毒者ながら、いずれ自分の人生が180度変わると思っている。態度こそ乱暴だが、底抜けの楽天的な性格ゆえに、むしろ好感を発散している。 ”…といったキャラクターだそうです…!!
そして、この「リージョン」のクリエイターをつとめるノア・ホーリーの代表作のテレビシリーズ「ファーゴ」から起用されたジーン・スマート(↓写真右)が演じるメラニーは…、
“ 頭の切れるセラピスト。自分なりの型破りな手段をとり、やや要求の多い傲慢。 ”…だそうで、同じく「ファーゴ」から参加することが先に発表されていたレイチェル・ケラー(↓)の役どころ、シドは…、
“ 自分自身で世慣れた知恵を身につけたツンデレ。自分の傷つきやすい部分を守るために、わざと刺々しい態度をとることから、時に窮地にも立たされる。自分には、いつか幸せな結末が訪れると、おとぎ話のようなことを信じている。 ”
…とのことで、現時点においては、テレビシリーズのお約束として、まずは来月3月中に、ノア・ホーリーが脚本・監督のパイロット版を作るだけですが、FOX が力を入れている看板タイトル「X-Men」のプロジェクトだけに、かなり入念な準備が進められたはずですし、またメジャーなキャストの顔ぶれや、映画の「X-Men」シリーズと同じくブライアン・シンガー監督や、脚本家のサイモン・キンバーグらも仕掛け人のプロデューサーに名前を連ねていることからして、正式のテレビシリーズとして放送が始まるであろうことは、まず間違いなさそうに思われます…!!
さて、テレビ版「X-Men」のドラマ・シリーズ「リージョン」では、どのような展開が観られることになるのか…?!、もうひとつのテレビ版「X-Men」の「ヘルファイア」とあわせて、続報をお楽しみに…!!
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