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2015年12月18日金曜日

Star Trek: 新生シリーズ第3弾「スター・トレック・ビヨンド」の脚本家サイモン・ペグが、アクション満載のファスト&フューリアスな初公開の予告編を好きじゃないとダメ出しの発言!!


新生シリーズを製作・配給するパラマウント映画が、今週火曜日(12月15日)に初公開した最新作「スター・トレック・ビヨンド」の予告編については、そのアクションの見どころについて、とても面白そう…!!という感想を持った人たちに対して、まったく正反対に、これじゃあ、「スター・トレック」らしくないよ…と、「スター・トレック」の本来の魅力である本格SF的な要素が微塵も観られなかったことに対して、不満を感じてしまったファンの方々が大勢いらっしゃるかとお察ししますが、どうやら、サイモン・ペグは後者だったようで、パラマウント映画の宣伝担当者は、やんわりとダメ出しをされてしまいました…!!








イギリス・ロンドンのレスター・スクウェアでは昨日の12月16日(水)に行われた「スター・ウォーズ: ザ・フォース・アウェイクンズ」(本日12月18日世界公開)のプレミア上映に登場したカメオ出演者のサイモン・ペグが、TV シリーズ「ダーク・ブルー」のライター、ダグ・ジャング(↑ 写真)を共同執筆者のパートナーに迎えて、自ら脚本を執筆した「スター・トレック・ビヨンド」の予告編について、上 ↑ の動画のように、現地のイギリスの映画サイト HeyUGuys に尋ねられた感想のコメントは…、
“ とてもアクション満載だったよね。びっくりしたよ。ぼくが思うに、あれは宣伝マーケティングの連中が、自分たちの仕事として、みなさん、アクション盛りだくさんのおもしろい映画ですよ!!、どうぞ、観に来てください!!と訴えたかった結果じゃないかと察するけれど、でも、実際の映画には、もっと多くのものが盛り込まれているんだ。 ”


…とのことで、前2作のメガホンをとった J.J.エイブラムス監督が、エンタープライズ号からミレニアム・ファルコンに乗り換えたことで、新たに「ワイルド・スピード」シリーズのジャスティン・リン監督を起用することにしたパラマウント映画としては、やはり、同監督らしいダイナミックなアクションが、「スター・トレック・ビヨンド」でも楽しめることをアピールしたかったのかもしれませんが、新生シリーズのレギュラー・キャストとして、機関主任のスコッティを演じつつ、オリジナル脚本を執筆したサイモン・ペグは続けて、初公開の予告編のことを…、

“ ぼくは全然、好きじゃないね。実際の映画には、ストーリーの展開や、キャラクターの要素が、もっとどっさりと含まれていることを、ぼくは知っているから。「スター・トレック」的と、ぼくが呼んでいるようなものが、たくさん盛り込まれているんだよ。 ”
…などと語っていますから、パラマウント映画の宣伝マーケティング・チームの思惑とは裏腹に、むしろ、ひたすら、アクション満載を訴えた予告編にガッカリをしてしまった「スター・トレック」マニアのトレッカーのみなさんにとっては、本当の映画の出来栄えに期待の持てる脚本家サイモン・ペグの発言だったのではないでしょうか…?!


同じく宇宙を舞台にしても、「スター・ウォーズ」や、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」とは違う独自の哲学的な世界観を持っているはずの「宇宙大作戦」シリーズの最新作「スター・トレック・ビヨンド」は、新年2016年7月22日から全米航海!!、クリス・パインの若きカーク船長をはじめ、おなじみのザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、アントン・イェルチン、ジョン・チョーらのレギュラー・キャストに加えて、「キングスマン: ザ・シークレット・サービス」(2015年)のソフィア・ブテラがエイリアンのヒロイン(↑)として登場するほか、「ソー」シリーズのイドリス・エルバが悪役のエイリアン(↓)を演じてくれています…!!








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