「パイナップル・エキスプレス」(2008年)でも、名コンビぶりを披露してくれたセス・ローゲンとジェームズ・フランコが演じるミーハーなギョーカイ人たちが柄にもなく、北朝鮮に出向いて、最高指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏を単独インタビューさせてもらえる運びになったことから、CIAに呼び出されて、ついでに独裁者をぶち殺してこい…!!と、もちかけられてしまうトンデモないストーリーのバカ映画「ジ・インタビュー」が初公開した予告編を、先々週末に紹介しましたが、その同映画で言わば、お前らの指導者なんて、死んだほうがマシと小バカにされたような格好の北朝鮮側の見解を伝えたイギリスのニュース・メディア Telegraph の記事によれば…、
“ この映画の筋書きは、合衆国政府とアメリカの社会とが、もはや絶望的に、やけくそであるという皮肉を、むしろ示しているようだ。他国の指導者を平気で暗殺するという映画には、これまでにアメリカが、アフガニスタン、イラク、シリア、そして、ウクライナで行ってきたことが反映されて、鏡写しになっているし、アメリカ人自身が自国の大統領のケネディすら殺したことを、あらためて、思い出させている。実際のところ、オバマさん自身が、米軍に殺されないように気をつけたほうがよいだろう。”
…とのことで、以上は北朝鮮の考えを、日頃から非公式の立場で伝えているスポークスマンとして知られるキム・ミョンチョル氏のコメントですが、金正恩氏は「ジ・インタビュー」が封切られたら、自分の運命はいったい、映画の中でどうなってしまうのか…?!、観届けるつもりだそうです…!!、といった風に、当の暗殺される本人も楽しみにしているらしい?!アクション・コメディのバカ映画「ジ・インタビュー」は、今秋10月10日から全米公開です…!!
In the action-comedy The Interview, Dave Skylark (James Franco) and his producer Aaron Rapoport (Seth Rogen) run the popular celebrity tabloid TV show “Skylark Tonight.” When they discover that North Korean dictator Kim Jong-un is a fan of the show, they land an interview with him in an attempt to legitimize themselves as journalists. As Dave and Aaron prepare to travel to Pyongyang, their plans change when the CIA recruits them, perhaps the two least-qualified men imaginable, to assassinate Kim Jong-un.
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