「X-MEN: ファースト・クラス」（2011年）のマシュー・ヴォーン監督が、クロエ・モレッツちゃんの存在を世に知らしめてくれた代表作「キック・アス」（2010年）の原作者 マーク・ミラーと再びコンビを組んだ最新作のスパイ・アクション映画「ザ・シークレット・サービス」に、秘密組織の名前を追加して、タイトルを「キングスマン: ザ・シークレット・サービス」と改めた20世紀FOXが、予告編とポスターを初公開したので、エンタテインメント・ウィークリーを通じて、リリースされた写真とあわせて、続きを読むのあとで、早速お楽しみください…！！








エンタテインメント・ウィークリーの取材に答えたマシュー・ヴォーン監督によれば、原作者のマーク・ミラーと一緒にパブに出かけ、呑んでいる時に…、

“ 俺たちがガキの時にワクワクしたような類いのスパイ映画って、もう観られないよなぁ… ”

…といった話になり、かつての007映画や、「電撃フリント」シリーズのように、単にスパイ・アクション映画としてのスリルのみならず、同時にユーモアにもあふれた作品が近年では作られていないことから、酒に酔っぱらった勢いで…、

“ 自分たちが知っているスパイ映画にもとづいて、ジャンルを換骨奪胎することに取り組んだ… ”

…という、酒の席での結果が、ご覧の予告編の「キングスマン: ザ・シークレット・サービス」だそうです…！！


冒頭で示した「X-MEN: ファースト・クラス」も、同映画の物語の舞台が60年代であることに乗じ、当時のスパイ映画へのオマージュとして、スーパーパワーを持ったミュータントを人並み外れたスパイのようにして捉えて描いた点が、シリーズに新風を吹き込む好評の結果になったのを思い出すと、あらためて、マシュー・ヴォーン監督のスパイ映画のジャンルに対する愛着と傾倒が窺えるような、先のコメントですが…、


「ザ・キングズ・スピーチ」（2010年）で、オスカーの最優秀主演男優賞を受賞したコリン・ファースが演じるスパイ・エージェントのジャックおじさんを、同じくマーク・ミラーの原作を映画化した「ウォンテッド」（2008年）におけるアンジェリーナ・ジョリーの殺し屋フォックスに相当する役柄として見なし、無名の新人タロン・エッジャートン（↑ 写真）が抜擢された甥っ子のゲイリーを、その殺し屋映画のジェームズ・マカヴォイの立場に置き換えて、スパイ組織の “ キングスマン ” と暗殺組織の “ フラタニティ ” を一緒くたにすれば、ベテランに強引にスカウトされて鍛えられる主人公の青年が、ちょっと屁タレの平凡な若者か、ストリートで揉まれたタフな野郎かの違いこそあれ…、


あぁ…原作者が同じマーク・ミラーだけに？！、設定を変え、同じ物語をくり返した焼き直しみたいだなぁ…などと思わず、換骨奪胎？！について、ちょっと皮肉な指摘のツッコミを入れたくなった映画通の方もいらっしゃるかも…？！


イギリスの人気俳優として当然？！、007＝ジェームズ・ボンドの候補に名前があげられることもあるコリン・ファースが、そうしたスパイを演じたら、いったい、どんなイメージなのか？！といった視点からも興味深く観られそうな「キングスマン: ザ・シークレット・サービス」で、ベテラン・エージェントのジャックおじさんとワイルドな新人のコンビを相手にする悪役はサミュエル・L・ジャクソン！！（↑ 写真）、また、共演者として、「ザ・ダークナイト」トリロジーの名優マイケル・ケイン（↓ 写真）が、スパイ組織のキングスマンを取り仕切るリーダーの “ ナイト ” を演じてくれていますね！！


マシュー・ヴォーン監督のファンの方にとっては、大変に楽しみなスパイ・アクション映画の最新作「キングスマン: ザ・シークレット・サービス」は、今秋10月24日から全米公開！！、初公開の予告編をご覧になって、CIAリーダーのみなさんは、どのような感想をお持ちになられたでしょう…？！

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Based upon the acclaimed comic book and directed by Matthew Vaughn (Kick Ass, X-Men First Class), Kingsman: The Secret Service tells the story of a super-secret spy organization that recruits an unrefined but promising street kid into the agency’s ultra-competitive training program just as a global threat emerges from a twisted tech genius.







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