世界売上げで早くもシリーズ最大ヒットを記録の
「アイアンマン3」が、「アベンジャーズ」に次ぐ、
映画興業史上第2位の巨額封切りヒットを達成 ! !
また、クリスマス映画として、「ホーム・アローン」を
超える史上最大ヒット作の王座も間違いなし ! !
*各数字は、週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、このBEST10にランクインした時点での値です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、このBEST10にランクインした時点での値です。
第1位(初) 「アイアンマン3」(2億ドル)
$175,300,000-(4,253館/$41,218)-$175,300,000
★第2位以下は続きを読むの後です…!!
★ 映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での評論家の支持率 79 % に対し、観客の支持率は 83 %
★ レビューのとりまとめサイト Metacritic でのスコアは 62 /100ポイント
全米映画興業の今夏のサマーシーズン開幕映画として、ディズニー・マーベルが4,253館で封切ったシリーズ最新作「アイアンマン3」のオープニング成績は、上記のように驚くべき巨額の約1億7,530万ドルで、前作「アイアンマン2」の同記録=1億2,812万ドル(2010年公開/4,380館)を大きく凌いで、同じくアイアンマンが登場したという意味で前作にあたるコミックヒーロー大集合映画「アベンジャーズ」に次ぐ、映画興業史上第2位という大記録を打ち立ててしまいました…!!
歴代オープニング成績BEST5
第1位 「アベンジャーズ」 2億743万ドル(2012年5月公開/4,349館)
第2位 本作「アイアンマン3」 1億7,530万ドル(2013年5月公開/4,253館)
第3位 「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2」 1億6,918万ドル(2011年7月公開/4,375館)
第4位 「ザ・ダークナイト・ライズス」 1億6,000万ドル(2012年7月公開/4,404館)
第5位 「ザ・ダークナイト」 1億5,841万ドル(2008年7月公開/4,366館)
「アイアンマン3」TVスポット
前作「アイアンマン2」が大ヒットこそすれ、内容は絶不評で、まったく面白くない…とコキおろされてしまった大失敗からすると、続編でさらに売り上げの数字が極端に増す…!!というのは、ちょっとあり得ない現象ですが、前述のように「アイアンマン3」は実際のところ、「アイアンマン」シリーズの最新作というよりかは、「アベンジャーズ」の続編として、一般に受けとめられたらしいことから、エイリアンの地球侵略にまで大風呂敷が発展?!した物語のその後…への興味が客足を導き、コミックヒーロー大集合映画に次ぐ歴史的大ヒットが達成されたのでは…?!といった分析の見方が示されるなどしています。
そのような「アイアンマン3」が「アベンジャーズ」の続編と解釈されたと見なす考え方のひとつの裏付けとしては、全米公開に先がけて、先月4月末から諸外国で先行して封切られた結果の興業成績が、第1弾の「アイアンマン」(2008年)が全世界でかき集めた約2億6,676万ドルの倍に近い5億ドル以上の数字を「アイアンマン3」は、すでに叩きだしており、前作「アイアンマン2」の全世界売上げ=約3億1,150万ドルをも軽々と凌いでいます…!!と、つまり、この「アイアンマン3」の世界各国での破竹の快進撃は、とりもなおさず、全世界でメガヒットになった「アベンジャーズ」の実績にもとづき、「アベンジャーズ」でディズニー・マーベルのコミックヒーロー映画の世界を知り、満足した観客が期待を寄せて、「アイアンマン3」に押し寄せた…!!ということですね。
よって、本国の北米も例に漏れず、失敗作「アイアンマン2」の続編ではなく、「アベンジャーズ」のその後…と見なす「アベンジャーズ」ブームの余波が、尋常ではない大ヒットの要因では…?!といったことになりそうです。
ただし、「アベンジャーズ」のその後…を意識すると、前述のようなエイリアンの地球侵略といった奇想天外な要素や、S.H.I.E.L.D.の存在と関与といったスケールの大きな世界観を常に含んで描き込まなければならず、そうするとアイアンマンが主人公の映画として独立した作品にはならないので、シェーン・ブラック監督はロバート・ダウニー・Jrの主人公トニー・スタークの「アベンジャーズ」後の心情の変化にこそ焦点をあて、トリロジー全体がトニー・スタークの物語となるように、「アイアンマン3」をまとめ上げたわけですが…、気になるのは、じゃあ、次の「アイアンマン4」は、どうなるのか…?!ですよね…?!
メディアを通じて、自分の住所を言ったりするから、マンダリンに襲撃されてしまうシーン!!
ネタバレになるので詳細は省きますが、「アイアンマン3」の結末から憶測される今後のシリーズの行方としては…、
3部作で契約が切れてしまったロバート・ダウニー・Jrに引き続きアイアンマンを演じてもらう契約を新たに結ぶとなると、ディズニー・マーベルは恐らく莫大な出演料を提示しなければならないはずで、その出演料のコストと間もなく50歳代のロバート・ダウニー・Jrの年齢を踏まえると、トニー・スタークこそ、もはやロバート・ダウニー・Jrに演じてもらわなければ仕方がないものの、アーマーを身に着ければ誰でもなれるアイアンマンは、新たに別の若い俳優が演じてもいい…と、トニー・スタークとアイアンマンとを切り分けて考えるのでは…?!といった可能性が語られています。
それは例えば、トニー・スタークは今後のマーベル・シネマティック・ユニバースでは、アーマーや武器を提供する開発者、もしくはヒーロー戦隊の指揮官と位置づけることで、ロバート・ダウニー・Jrの出番を減らして、ギャラのコストを抑えるのでは…?!といった考え方になるので、う~ん…もしかすると「アベンジャーズ2」では、サミュエル・L・ジャクソンのニック・フューリーではなく、原作コミックの展開にならって、ロバート・ダウニー・Jrのトニー・スタークがS.H.I.E.L.D.の長官になってしまうんでしょうか…?!、CIAリーダーのコミックヒーロー映画ファンのみなさんは、マーベル・シネマティック・ユニバースの今後について、どのような発展を期待し、予想していらっしゃるでしょう…?!
なお、半ば冗談のように見出しに記した“クリスマス映画として史上最大ヒット作の王座”ですが、映画の設定に“クリスマス”が取り入れられた作品で、これまでに最も大ヒットになった歴代の第1位は、子役のマコーレー・カルキンが当時、一躍、人気者になったクリス・コロンバス監督の「ホーム・アローン」(1990年)で、約2億8,576万ドルを稼ぎ出しました。「アイアンマン」シリーズは過去の前2作が、いずれも3億ドル以上の売り上げを記録していますから、それら前2作を凌ぐスタート・ダッシュを見せた「アイアンマン3」もまぁ、3億ドルを超えるのは、ほぼ間違いないはずなので、約23年ぶりにクリスマス映画の王座が入れ替わる快挙だ…!!ということになります…!!
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