ウルトラ・ヴァイオレンスのコミックヒーロー映画の続編「キック・アス2」が、今夏8月16日から全米で封切られるヒットガールのクロエ・モレッツちゃんが、オリヴィエ・アサヤス監督の新作「シルス・マリア」で、どうやら、演技派の新境地に挑むことになりそうです…?!
「夏時間の庭」(2008年)や、「クリーン」(2004年)といったドラマ映画を発表する一方、アーシア・アルジェント主演の「ボーディング・ゲート(レディ・アサシン)」(2007年)といったアクション・スリラー・ジャンルの映画も手がけているフランス映画界のオリヴィエ・アサヤス監督が、後に嫁さんにしてしまったマギー・チャンに、マギー・チャンを演じさせた「イルマ・ヴェップ」(1996年)のような女優を主人公とする最新作「シルス・マリア」に、クロエ・モレッツちゃんが出演する見込みであることを、業界メディア Deadline のドミニク・パテンがレポートしてくれました…!!
「シルス・マリア」でクロエ・モレッツちゃんが演じる予定の役どころは、ジョアンという名の新進女優で、そのジョアンが、ジュリエット・ビノシュ扮する大先輩のベテラン女優が名声を獲得するキッカケとなった当たり役を、あらためて演じることになったことから、クロエ・モレッツちゃんはジュリエット・ビノシュの大先輩に執着していく…とのことで…、
今秋10月18日全米公開の「キャリー」や、「レット・ミー・イン」(2010年)といったリメイク映画で、すでに前任者が成功した同じ役を、あらためて自分なりに演じることに挑戦してきたクロエ・モレッツちゃんにとっては、自分自身を重ね合わせることができうるような興味深いキャラクターのようですね…!!
また、大先輩のベテラン女優と新進女優との確執というテーマは、クロエ・モレッツちゃんが目標にしている大先輩のナタリー・ポートマンがオスカーの最優秀主演女優賞に選ばれたサイコ・スリラー「ブラック・スワン」(2010年)にも通じていますから、母と娘の確執という点で「ブラック・スワン」と同じ要素を持った前述の「キャリー」に引き続き、クロエ・モレッツちゃんはナタリー・ポートマンの領域に挑戦していきたいのかもしれません…?!
前述の「夏時間の庭」でもオリヴィエ監督とコンビを組んだ実績のあるジュリエット・ビノシュ VS. クロエ・モレッツちゃんの「シルス・マリア」は、今年2013年後半から撮影開始の予定!!、記事の見出しにあげた共演者のミア・ヴァシコウスカは、ジュリエット・ビノシュのアシスタントの役を演じるそうです…!!
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