先々週の月曜日(7月16日)に、オーストラリア・メルボルンの名画座 アスター・シアターが、リドリー・スコット監督の「エイリアン」(1979年)と、ジェームズ・キャメロン監督がメガホンをとった続編「エイリアン2」(1986年)を2本立てリバイバル上映したのを記念して、イギリスのアーティスト、Godmachine さんが描かれたクールなコレクティブのエイリアン・ポスターです…!!、限定180枚がプリントされたポスターは当然、すでに完売ですが、Godmachine さんのダークな世界観に魅かれた方は、ぜひ彼のブログを一度、お訪ねください…!!
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◆「アメイジング・スパイダーマン」のマーク・ウェブ監督に対して、20世紀FOXがシリーズ続投の交換条件を提示!!
…という見出しだけを読めば、ソニー・ピクチャーズが「アメイジング・スパイダーマン」のシリーズを続けるのに、どうして、他社の20世紀FOXが交換条件を提示するのか?!、その意味が即座にピンとこない方もいるかと思いますが、これはつまり、先々週末の金曜日(7月20日)にお伝えした、マーク・ウェブ監督が20世紀FOXとの間で過去に交わした契約で拘束され、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズから降板の見込みになった…というニュースの続報です。
ロサンゼルス・タイムズが伝えてくれた最新の状況によれば、どうやら、20世紀FOXは「(500)日のサマー」(2009年)を配給するにあたって交わした、同社のために新作映画を作るという契約に、もう1本を追加して、20世紀FOXのために映画を計2本作ると、マーク・ウェブ監督が約束するなら、さらに時間の猶予を与え、ソニーの仕事を先にしてもかまわないとの交換条件を同監督に突きつけてきたようです。
ふむふむ、だったら、別にその要求を呑んで、「アメイジング・スパイダーマン」のトリロジー完結後に、マーク・ウェブ監督はFOXに戻ればいいんじゃないの…?!とカンタンに考えてしまう方も、もしかすると、おられるかもしれませんが、マーク・ウェブ監督としては、せっかく、「アメイジング・スパイダーマン」の大ヒットで、Aクラスの監督になったのに、またもや、インディーズ映画の「(500)日のサマー」を作っていた無名時代のギャラで、FOXのために働かなければならないかもしれないのに加え、1本どころか、映画を2本作るとなったら、少なくとも4~5年間あるいは、さらにもっと長く、そうした低賃金で拘束されてしまうかもしれません…。
さて、マーク・ウェブ監督は、「アメイジング・スパイダーマン」をあきらめて、FOXで次回作を作るのか?!、それとも、将来の収入を度外視して、棒に振る覚悟で、トリロジーを完結させるのか?!、また、ソニー・ピクチャーズは本当に、マーク・ウェブ監督に続編以降も「アメイジング・スパイダーマン」を手がけてほしいと願っているのか?!
注目の続編「アメイジング・スパイダーマン2」の全米公開は、再来年2014年5月2日ですから、製作スケジュールを逆算すると、マーク・ウェブ監督の去就は近日中にハッキリとするかもしれません…!!
◆22歳にして亡くなった青年の実話を映画化した感動的なサーフィン映画「チェイシング・マーヴェリックス」の予告編!!
「ナルニア国物語: 第3章 アスラン王と魔法の島」(2010年)のマイケル・アプテッド監督と、水にからんだ映画としては過去に、大女優メリル・ストリープが主演したアクション映画「激流」(1994年)を手がけた経験があるカーティス・ハンソン監督のふたりが共同でメガホンをとった「チェイシング・マーヴェリックス」は、2001年6月15日に若干22歳にして、ダイビング中の事故で亡くなってしまった伝説的なサーファー、故ジェイ・モリアーティと、ジェイが師匠として慕った地元のベテラン・サーファー、フロスティ・ヘッソンとの絆を描いたスポーツ感動実話の映画化です…!!
主役のジェイに起用されたのは、無名の若手ジョニー・ウェストン。いかにも頼りになりそうな師匠のフロスティは、ご覧のように「300」(2007年)のジェラルド・バトラー。共演の女優陣は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのヒロインにして、近年は「ピラニア3D」(2010年)などで活躍しているエリザベス・シュー。マックG監督の「ディズ・ミーンズ・ウォー」(2012年)で、ベイン=トム・ハーディの相手役をつとめていたアビゲイル・スペンサー。
20世紀FOX製作・配給の「チェイシング・マーヴェリックス」は、今秋10月26日から全米公開!!、同じく実話を映画化したアナソフィア・ロブちゃんのサーフィン映画「ソウル・サーファー」(2011年)に続く快心のヒット作へと相成りますでしょうか…?!、なお、題名の “ マーヴェリックス ” は、ノーザン・カリフォルニアのサーフ・スポットのことで、つまり、そこが映画の舞台ですね。
◆ピアース・ブロスナンが007に復帰した?!「カジノ・ロワイヤル」の CM ?!
ダニエル・クレイグの前に、007:ジェームズ・ボンドをつとめていたピアース・ブロスナンが、あたかもシリーズに復帰したかのようなイメージで作られたイタリアのCMです!!、しかし、こんなカジノじゃ、「カジノ・ロワイヤル」を気取るわけにはいきませんね…!!
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