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2012年7月6日金曜日

The Loneliest Planet: さっきまで優しかった人と突然、気持ちが通わなくなってしまったら…、男性は心して観なければならないドラマチック・スリラー「ザ・ロンリエスト・プラネット」が予告編を初公開!!


ロシアで生まれ、コロラド州で育った女流のジュリア・ロクテフ監督が、第59回カンヌ国際映画祭の監督週間で作品賞にあたる若者の視点賞を受賞したデビュー作「デイ・ナイト・デイ・ナイト」(2006年)に引き続き、アメリカン・フィルム・インスティチュート主催のAFIフェストで、昨2011年秋に審査員大賞を受賞するなど、再び高い評価を集めた監督第2弾の新作「ザ・ロンリエスト・プラネット」の予告編を、配給のサンダンス・セレクツが初公開したので、映画通の方はチェックしておいてください…!!









ニューヨーク出身ながら、イスラエルで女優として成功したため、アメリカでは無名のハニ・ファーステンバーグが、ガエル・ガルシア・ベルナル(「恋愛睡眠のすすめ」2006年)の相手役に起用された「ザ・ロンリエスト・プラネット」は…、結婚に向けて、ついに婚約を果たし、幸せの絶頂期にいるカップルのアレックスとニカが、夏休みの婚前旅行として、グルジアのコーカサス山脈に出かけ、山岳ガイドのおやじを雇って、バックパッキングの旅を楽しんでいたのですが…、ある出来事がきっかけで、ふたりはお互いこれまで知らなかった婚約者の一面を思い知らされてしまう…。

…といったプロットで、肝心のある出来事が何かはネタバレになるので、書けませんし、物語の原作とされる下敷きの短編小説「イクスペンシブ・トリップス・ノウウェア(Expensive Trips Nowhere)」(トム・ビセル著)にしても、ぼくをはじめ、ほとんどの方が知らないと思うので、だったら、ビリーさん、映画の内容が何もわからないですよ…!!と、もどかしくなってしまいますよね。なので、半ばネタバレごめんで言ってしまうと…、


この「ザ・ロンリエスト・プラネット」は、つまり、名優グレゴリー・ペックが主演した「ザ・マカンバー・アフェアー」(1947年)が元ネタ映画?!としてあげられている作品です。で、その「ザ・マカンバー・アフェアー」の原作は、ポプラ社の百年文庫の「夢」に収録されている文豪アーネスト・ヘミングウェイの短編小説「フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯」なので、そのタイトルをもとに検索すれば、先のプロットからも映画のテーマはおよそ推測がつくのでは…?!


観終わったあとで、誰かと話し合わずにはいられない価値のある映画「ザ・ロンリエスト・プラネット」は、北米では今秋10月26日から封切り!!、映画の主人公たちのように熱愛中のカップルは一緒に観ないほうが無難かもしれませんが、あえて一緒に観て、話し合うのも、男女の立場をより理解しあうキッカケになるのかも…?!


Alex (Gael Garcia Bernal) and Nica (Hani Furstenberg) are young, in love and engaged to be married. The summer before their wedding, they are backpacking in the Caucasus Mountains in Georgia. The couple hire a local guide to lead them on a camping trek, and the three set off into a stunning wilderness, a landscape that is both overwhelmingly open and frighteningly closed. Walking for hours, they trade anecdotes, play games to pass the time of moving through space. And then, a momentary misstep, a gesture that takes only two or three seconds, a gesture that’s over almost as soon as it begins. But once it is done, it can’t be undone. Once it is done, it threatens to undo everything the couple believed about each other and about themselves.

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